「焼酎ってどうやって飲むのが正解?」そんな疑問を持っている方に朗報! 実は、焼酎は水割りやお湯割りだけでなく、いろいろな飲み方で楽しめるんです。この記事では、定番からちょっと変わったアレンジまで、焼酎の魅力が広がる割り方をご紹介。クセがなく、飲みやすい本格麦焼酎「いいちこ」で、あなた好みの一杯を見つけてみませんか?
割っておいしい! 焼酎の飲み方は無限大
焼酎の楽しみ方は、実にさまざま。水割りやお湯割り、炭酸割りといった定番はもちろん、ちょっと意外な組み合わせでも楽しめるのが魅力です。料理との相性やその日の気分に合わせて自由にアレンジできるのも、焼酎ならではの奥深さ。
なかでも、澄んだ味わいが特長の本格麦焼酎「いいちこ」は、どんな割り方でもすっとなじみ、おいしく飲める一本。定番からツウな飲み方まで、自由に割って楽しんでみてください。
①水割り

焼酎の風味をやさしく引き出し、口当たりをまろやかにしてくれる水割り。食事と一緒にゆっくりと味わうのにもぴったりです。
おいしい水割りの作り方
1)グラスに大きめの氷を入れ、マドラーで混ぜてグラスを冷やす。
2)氷が溶けた水を捨てる。
3)焼酎を注ぎ、冷たくなるまでマドラーで混ぜる。
4)水を注ぎ、冷たくなるまで混ぜて焼酎と水をなじませたら完成。
ポイント
・注ぐ順番は焼酎が先。この順で注ぐと比重の違いにより水が自然に下へと沈んでいき、焼酎と混ざりやすくなります。
・「焼酎6:水4」が王道ですが、「いいちこ25度」の場合は「焼酎5:水5」がおすすめ。気分や好みに合わせて、好きな割合を探ってみるのも◎。
水割りにおすすめの「いいちこ」は?
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②お湯割り

ふわりと湯気が立ちのぼる焼酎のお湯割りは、肌寒い日にぴったり。本格焼酎のふくよかな香りと原料の甘みが楽しめます。
おいしいお湯割りの作り方
1)耐熱グラスにお湯、焼酎の順番で注いだら完成。
ポイント
・注ぐ順番はお湯が先。お湯を先にグラスに入れることで、かき混ぜなくても自然に混ざり、まろやかな味わいに。
・焼酎の香りを感じたいときは「焼酎6:お湯4」、食事に合わせたいときは「焼酎5:お湯5」、焼酎ビギナーさんは「焼酎4:お湯6」がおすすめです。
お湯割りにおすすめの「いいちこ」は?
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③焼酎ハイボール(炭酸割り)

シュワッと弾ける炭酸の心地よい刺激と、泡とともにふわりと広がる香りが魅力の焼酎ハイボール。スライスレモンやリンゴ酢などを加えてアレンジするのもおすすめです。
おいしい焼酎ハイボールの作り方
1)グラスに大きめの氷を入れ、焼酎を注いだ後に、炭酸水を氷にあてないよう静かに注ぎます。
2)軽く混ぜたら、仕上げにティースプーン1杯の焼酎を垂らして完成。
ポイント
・割合はお好みですが、「いいちこ25度」なら「焼酎1:炭酸水3」、「いいちこ20度」なら「焼酎1:炭酸水2」がおすすめです。
焼酎ハイボールにおすすめの「いいちこ」は?
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④ロック

氷と焼酎だけ、というシンプルにして究極の楽しみ方とも言えるロック。氷によって冷たく引き締められた焼酎のキリリとした味わいと、鼻に抜ける焼酎独特の香りが楽しめるのが特長です。
おいしいロックの作り方
1)ロックグラスに氷を入れ、マドラーで混ぜてグラスを冷やします。
2)氷が溶けた水を捨てたら、グラスの半分くらいを目安に焼酎を静かに注ぎます。
3)焼酎と氷をしっかりなじませるように混ぜ合わせたら完成です。
ポイント
・ロックのおいしさは氷が命。固くて溶けにくい市販のロックアイスを使うのがおすすめです。
ロックにおすすめの「いいちこ」は?
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⑤お茶割り(いい茶こ)

焼酎を緑茶で割った人気のお茶割り。なかでも本格焼酎「いいちこ」を使って作る「いい茶こ」は、焼酎と緑茶の香りとうまみがまろやかに調和した格別のおいしさです。すっきりと軽やかな飲み心地で、食事との相性も抜群! ぜひ、「いいちこ」でお試しください。
おいしい「いい茶こ」の作り方
1)氷を満たしたグラスに「いいちこ25度」と緑茶を1:3の割合で注ぎ、軽く混ぜ合わせたら完成です。
ポイント
・さらにこだわるなら、「いいちこ20度」で作る“究極のお茶割り”もおすすめ。急須にたっぷりの氷を入れ、茶葉を低温でじっくり抽出することで、お茶の苦味が少なくなる分、甘みが強く感じられます。
「いい茶こ」におすすめの「いいちこ」は?
⑥前割り

焼酎の本場・九州で親しまれてきた前割り。あらかじめ焼酎を水で割って数日寝かせることで、口当たりが驚くほどまろやかになり、いつもの焼酎が何倍もおいしく感じられます。
おいしい前割りの作り方
1)清潔な空き瓶やペットボトルに焼酎と水を好みの割合で入れます。
2)1~3日間程度寝かせたら完成です。
ポイント
・割り水は浄水器を通した水道水や、硬度60mg/L以下のミネラルウォーターがおすすめ。
・酒税法の規定(酒税法:法43条11項)により、前割り焼酎は消費者が自ら飲むための酒類とし、他者への提供や販売、譲渡はできません。作ったご自身と同居されているご家族の方のみでお楽しみください。
前割りにおすすめの「いいちこ」は?
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⑦ひれ酒

炙った魚のひれを温めた酒に浸し、ひれの香ばしさやうまみを移して味わう「ひれ酒」。日本酒で作るイメージがありますが、焼酎のお湯割りで作っても美味! お湯で割るだけでホットで飲める手軽さは、焼酎ならではの魅力です。
おいしいひれ酒の作り方
1)フグひれ1~2枚を、トースターや網をのせたコンロできつね色になるまで香ばしく炙ります。
2)炙ったひれを耐熱性のグラスやカップに入れ、お湯(熱湯)、焼酎の順に注ぎます。
3)小皿でフタをして、1~2分ほど蒸らしたら完成です。
ひれ酒におすすめの「いいちこ」は?
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⑧出汁割り

おでんの出汁に焼酎を入れた出汁割り。出汁のうまみと焼酎の風味が混然一体となった出汁割りは、いわば極上のスープ。晩酌の〆にもおすすめです。
おいしい出汁割りの作り方
1)耐熱グラスに温かいおでん出汁、焼酎の順に注ぎます。
2)しばらく待って、対流で出汁と焼酎が混ざり合えば完成です。
ポイント
・お好みで七味唐辛子を振っても◎。
出汁割りにおすすめの「いいちこ」は?
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⑨みぞれ酒

アルコール度数20度の焼酎をシャーベット状に凍らせたみぞれ酒。スプーンで少しずつすくいながら、シャリッと冷たい口溶けをお楽しみください。
おいしいみぞれ酒の作り方
1)フリーザーバッグに焼酎を適量注いでジッパーをきっちり閉め、-18~-20℃の冷凍庫で一晩凍らせます。
2)冷凍庫から取り出したらフリーザーバッグの上から軽くもんでシャーベット状に。冷蔵庫で冷やしておいた小さめの酒器に盛り付けたら完成です。
ポイント
・アルコール度数が高いと家庭用冷凍庫では凍らないので、必ずアルコール度数20度以下の焼酎を使用し、冷凍庫内の設定温度は-18~-20℃に設定してください。
みぞれ酒におすすめの「いいちこ」は?
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⑩ガリサワー

寿司屋でおなじみのガリを焼酎の炭酸割りに加えた、大阪発祥のガリサワー(ガリ酎)。生姜の爽やかな辛みとほのかな甘酸っぱさが口に広がって、クセになるおいしさです。
おいしいガリサワーの作り方
1)グラスにロックアイスをたっぷり入れ、ガリを漬け汁ごと適量入れます。
2)焼酎、よく冷えた炭酸水の順に注いでマドラーで混ぜます。
3)上からもガリを適量のせたら完成。
ガリサワーにおすすめの「いいちこ」は?
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⑪金魚

赤唐辛子を金魚に、青じそを水草に見立てて、いつもの焼酎に浮かべるだけ。フレッシュな青じその香りとピリリとした唐辛子の刺激が食欲を誘う、すっきりとした飲み心地の一杯です。
おいしい金魚の作り方
1)グラスにロックアイスをたっぷり入れます。
2)焼酎、よく冷えた炭酸水の順に注いで混ぜます。
3)マドラー等を使い青じそ1枚を立てるようにして入れ、赤唐辛子を浮かべたら完成です。
金魚におすすめの「いいちこ」は?
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⑫柳陰

みりんと焼酎を半々で割った柳陰(やなぎかげ)。江戸時代から楽しまれてきた日本最古のカクテルとも言われています。やさしくてどこか懐かしい甘さに、心まで癒されること間違いなし。
おいしい柳陰の作り方
1)グラスに大きめのロックアイスを入れます。
2)焼酎と本みりんを、1:1の割合で注ぎ、マドラーで軽く混ぜたら完成です。
ポイント
・柳陰を作るときは、原材料に水あめなどの糖類が含まれておらず、パッケージに「伝統仕込み」「本格仕込み」と書いてある本みりんを使うのがおすすめです。
柳陰におすすめの「いいちこ」は?
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⑬わさびサワー

焼酎の炭酸割りに、すりおろしたわさびを加えたわさびサワー。清々しい香りと清涼感のある飲み心地は、食欲も刺激してくれます。
おいしいわさびサワーの作り方
1)グラスにロックアイスをたっぷり入れます。
2)焼酎、よく冷えた炭酸水の順に注いだら、すりおろしたわさび(チューブ入りでも可)を加え、マドラーで軽く混ぜたら完成です。
わさびサワーにおすすめの「いいちこ」は?
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⑭カッパ割り

焼酎の水割りや炭酸割りに、カッパの好物であるきゅうりを入れたカッパ割り。焼酎にきゅうりの青く爽やかな香りが加わることで、メロンのような風味が楽しめます。
おいしいカッパ割りの作り方
1)グラスにロックアイスをたっぷり入れます。
2)焼酎、よく冷えた水(または炭酸水)の順に注いで混ぜます。
3)きゅうりの千切りやスライスを適量入れたら完成です。
カッパ割りにおすすめの「いいちこ」は?
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⑮甘酒割り

焼酎を甘酒で割った、ふんわりやさしい甘酒割り。一口飲めば、麹由来のふくよかな甘みが口いっぱいに広がります。甘酒の栄養もたっぷり摂れる一石二鳥の割り方です。
おいしい甘酒割りの作り方
1)グラスに大きめのロックアイスを入れます。
2)グラスに焼酎と甘酒を注ぎ、マドラーで軽く混ぜたら完成です。
ポイント
・甘酒には「酒粕」を使ったものと「麹」を使ったものの2種類がありますが、甘酒割りには麹タイプを使うのがおすすめです。
甘酒割りにおすすめの「いいちこ」は?
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⑯焼酎モヒート

夏にぴったりの爽やかなモヒート。ラム酒をベースにミントの葉やライムを加えて作るのが一般的ですが、焼酎を使ってもおいしく作れます。パクチーや青じそなど、身近な材料で作れるレシピをご紹介!
おいしい焼酎モヒートの作り方
エスニックモヒート
1)グラスにパクチーを適量入れます。
2)焼酎、砂糖、ライムジュースを加え、スプーンやマドラーでパクチーの葉をつぶしながら混ぜます。
3)氷と炭酸水を加えたら完成です。
しそモヒート
1)グラス一杯に氷を入れます。
2)焼酎、しそジュースを注ぎ、炭酸水を加えてゆっくり混ぜます。
3)青じそを2枚入れたら完成です。
焼酎モヒートにおすすめの「いいちこ」は?
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⑰塩焼酎

焼酎づくりの蔵人がおすすめする塩焼酎は、その名の通り、焼酎ロックにほんのわずかな塩を加えるだけ。焼酎の持つ甘みがぐっと引き立ち、まろやかでやさしい口当たりが楽しめます。
おいしい塩焼酎の作り方
1)グラスに大きめのロックアイスを入れます。
2)焼酎をグラス半分くらいを目安に注ぎ、ごく少量(親指と人差し指の先で軽くつまむくらい)の塩を入れ、マドラーで軽く混ぜたら完成です。
塩焼酎におすすめの「いいちこ」は?
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⑱おぼろ昆布割り

焼酎のお湯割りに、ひとつまみのおぼろ昆布を加えるだけ。昆布のうまみがグラスの中に溶け出して、なじみの焼酎がいっそう奥深い味わいに。思いたったらすぐに作れる手軽さも魅力です。
おいしいおぼろ昆布割りの作り方
1)耐熱グラスにおぼろ昆布をひとつまみ入れます。
2)お湯、焼酎の順に注ぎ入れ、軽く混ぜたら完成です。
おぼろ昆布割りにおすすめの「いいちこ」は?
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焼酎の割り方は無限大! ここで紹介した割り方はもちろん、自分だけのお気に入りを見つけて自由に楽しんでみてくださいね。
※記事の情報は2025年3月14日時点のものです。