疲れた体も癒される、ふんわり甘い「甘酒割り」はいかが? 一口飲めば、麹由来のふくよかな甘みが口いっぱいに広がります。甘酒の栄養もたっぷり摂れる一石二鳥の飲み方です。

「飲む点滴」と呼ばれるほど、滋養に富んだ甘酒

江戸時代の甘酒売りとお客

「甘酒は飲む点滴」という言葉を聞いたことはありませんか? 体に必要なビタミン類や必須アミノ酸、食物繊維や酵素が豊富に含まれており、疲労回復や細胞の活性化、免疫力や代謝の向上など、さまざまな健康効果が得られると言われています。

江戸時代後期に記された『守貞漫稿(もりさだまんこう)』によると、京都や大阪では、夏の夜に甘酒が売られることが多かったそう。当時の人たちも、甘酒を飲むことで夏の疲れを癒していたのかもしれませんね。

今回ご紹介する甘酒割りも、夏にぴったりの飲み方です。甘酒割りのやわらかい甘みとすっきりとした飲み口は、暑さで疲れた体にやさしく染み渡ります。

甘酒には、「酒粕」を使ったものと「麹」を使ったものの2種類がありますが、甘酒割りを作るには、麹タイプを使うのがおすすめです。同じく麹が使われている焼酎と交わることで、麹由来のふくよかな香りや味わいがより一層広がります。

本格麦焼酎「いいちこシルエット」を使った「甘酒割り」の作り方

いいちこシルエットと甘酒割り

ここでは本格麦焼酎「いいちこシルエット」を使った「甘酒割り」の作り方をご紹介します。数ある「いいちこ」商品の中でも、大麦麹が贅沢に使用されている「いいちこシルエット」は甘酒と相性抜群。まろやかな甘みと心地よいうまみが楽しめます。

▼あわせて読みたい
「いいちこシルエット」は“爽やかな果実の香り”。世界的ソムリエが香りや味わいを解説!〈いいちこテイスティングノート③〉

甘酒割りの作り方①

グラスに大きめのロックアイスを入れます。

グラスに大きめのロックアイスを入れます。

甘酒割りの作り方②

グラスに「いいちこシルエット」と甘酒を、1:3の割合で注ぎます。

グラスに「いいちこシルエット」と甘酒を、1:3の割合で注ぎます。

甘酒割りの作り方③

マドラーで軽く混ぜたら完成。

マドラーで軽く混ぜたら完成。

<参考文献>
藤井寛/著『甘酒のほん』山川出版社

※記事の情報は2024年7月5時点のものです。