寒い時季に食べたいあったかおつまみの代表格「おでん」。今回はおでんの出汁に焼酎を入れた「出汁割り」というオツな飲み方をご紹介します。出汁の旨味と焼酎の風味が混然一体となった出汁割りは、いわば極上のスープ。晩酌の〆にもおすすめです。

今夜は出汁割り焼酎であたたまりませんか?

おでん屋のイメージ

大きな鍋に大根や卵、練り物など好みの具材をたっぷり入れて自分で仕込むほか、今やコンビニで食べたいときにいつでも買える「おでん」。出汁の良い香りとともに湯気立つ光景は、冬の風物詩とも言えます。今回ご紹介するのは、そんなおでんの出汁を使った「出汁割り」という焼酎のオツな飲み方です。

この出汁割り、発祥地は東京・赤羽にあるおでん種専門店と言われています。立ち飲みもできる店で、カップ酒の残り少なくなったところにおでんの出汁を注ぐサービスを始めたところ、「これはうまい!」と人気に火が付いたそう。

そんな出汁割りですが、もちろん本格焼酎で作ってもおいしく、麦や芋など焼酎原料のもつ豊かな風味が加わることで、出汁の味わいが一層深まります。

カツオや昆布、おでん種の旨味が溶け込んだ出汁と、舌に馴染んだ焼酎を合わせた一杯は、まるでスープを味わっているかのような滋味深さ。一口すするたびに、おいしさが体に沁みわたります。おでんの日に、ぜひお試しください。

本格麦焼酎「いいちこ25度」を使った「出汁割り」の作り方

出汁割り焼酎完成カット

ここでは本格麦焼酎「いいちこ25度」を使った「出汁割り」の作り方をご紹介します。「いいちこ25度」は原料である大麦由来の風味や華やかな香りをもちながら、クセがなく澄み切った味わいが特徴。おでん出汁のおいしさを損なわずに、やさしく寄り添います。

焼酎「出汁割り」の作り方①

焼酎「出汁割り」の作り方①

耐熱グラスに温かいおでん出汁、「いいちこ25度」の順に注ぎます。おすすめの割合は、出汁4:いいちこ1です。

焼酎「出汁割り」の作り方

焼酎「出汁割り」の作り方②

しばらく待って、対流で出汁と「いいちこ」が混ざり合えば完成です。お好みで七味唐辛子をふっても。

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※記事の情報は2024年1月12時点のものです。