果汁たっぷりのみずみずしい「オレンジ」を使って、爽やかな「オレンジ酒」を作りませんか？ 材料は、オレンジと氷砂糖、はちみつ、そして「いいちこ」だけ。酸味と甘みのバランスが絶妙なオレンジ酒のおいしさは格別！ ぜひお試しください。
甘酸っぱさが口いっぱいに広がる！ 手作り「オレンジ酒」はいかが？
爽やかな香りと、酸味と甘みのバランスが魅力の「オレンジ」。国産ものと輸入もので入れ替わるように旬が訪れるため、１年を通しておいしいものが手に入ります。
オレンジの甘酸っぱい風味と、「いいちこ25度」の持つほのかなパイナップルの風味は相性バツグン。氷砂糖とはちみつと一緒に漬け込むと、柑橘のみずみずしさがそのまま凝縮されたようなオレンジ酒が、1週間で完成します。
風味豊かなオレンジ酒は、ロックや炭酸割りなどのシンプルな飲み方はもちろん、紅茶やジュースなどで割ってもおいしく、さまざまな飲み方で飽きずに楽しむことができます。
※自家製漬け込み酒をつくる場合、酒税法の規定で、アルコール20度以上の酒類で漬けなければならず、ぶどうや穀類等と一緒に漬けることは禁止されています。自家製漬け込み酒は、他者への提供や販売、譲渡はできません。
オレンジ酒の材料
・保存瓶（1.0L以上のサイズがおすすめ）
・いいちこ25度…450ml
・オレンジ…皮をむいた状態で330g（1～2個程度）
・氷砂糖…70g（甘めが好きな方は100gまでOK）
・はちみつ…大さじ3
オレンジ酒の作り方①｜保存瓶を消毒する
漬け込む容器を消毒します。消毒用アルコールを浸み込ませたキッチンペーパーで、容器の内部をまんべんなく拭きます。菜箸やトングを使うと便利です。
オレンジ酒の作り方②｜オレンジをカットする
オレンジを洗い、水気をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。オレンジの皮をむき、実のわたをできるだけそぎ落としたら、1cm間隔の輪切りにします。
オレンジ酒の作り方③｜漬け込む
アルコールで消毒をした保存容器に、オレンジ（330g）と氷砂糖（70～100g）、はちみつ（大さじ3）を入れ、「いいちこ25度」（450ml）を注ぎます。
容器全体を軽くゆすり、「いいちこ25度」に材料をなじませます(1日3回ぐらい行うと早く飲み頃になります）。
オレンジ酒の作り方④｜１週間後、実と種を取り出す
漬け込んでから1週間後、オレンジをすべて取り出します。その際、ビニール手袋を装着し、果肉を一度ざるにあげて絞って濾します。
濾した果汁のみを保存瓶に戻したら完成、飲み頃です。直射日光が当たる場所や高温になりやすい場所を避け、常温で保存してください。
オレンジ酒のおすすめの飲み方
ロック
オレンジの凝縮された風味と「いいちこ」が合わさったコクのある味わいを楽しむなら、ロックがおすすめ。爽やかな柑橘の香りが口いっぱいに広がります。
炭酸水割り
オレンジ酒のやさしい甘さと炭酸のシュワシュワ感がクセになる、すっきりとした炭酸割り。よく混ぜてから飲むのがおすすめです。
おすすめの割合 オレンジ酒1：炭酸水2
無糖紅茶割り
市販の無糖紅茶で割れば、フレーバーティーのような華やかなカクテルに！ オレンジの甘みとはちみつのコク、紅茶の香りは相性バツグンです。
おすすめの割合 オレンジ酒1：無糖紅茶2
パイナップルジュース割り
元気が出そうなトロピカル風のカクテル。パイナップルの濃厚な甘みのあとに、オレンジの甘酸っぱさが軽やかにやってきます。
おすすめの割合 オレンジ酒2：パイナップルジュース1
グレープフルーツジュース割り
人気の柑橘同士の間違いない組み合わせ。さっぱりとした酸味と爽やかな甘みのバランスが絶妙です。
おすすめの割合 オレンジ酒1：グレープフルーツジュース1
甘酸っぱく豊かな風味が楽しめるオレンジの漬け込み酒。柑橘の甘い香りとジューシーな味わいを、さまざまな飲み方でご堪能下さい。
※記事の情報は2022年10月18日時点のものです。
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レシピ監修／福光佳奈子さん
薬用酒レシピ開発者・野菜ソムリエプロ。札幌市生まれ。会社員時代に梅酒が大好きになったことがきっかけで、梅酒作りをはじめる。趣味として、果実酒や野菜酒、ハーブ酒などレシピ数を増やしていく。スパイスやエディブルフラワーなど、とり入れる食材の幅は広がり続け、これまでに1000種類以上のレシピを開発。著書「体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200」（秀和システム）は台湾やシンガポールなど世界5か国で翻訳版も出版している。
