ジューシーで香り高い「ライチ」を使って、フルーティーな「ライチ酒」を作りませんか? このレシピでは冷凍ライチを使用するので、とっても手軽。氷砂糖とレモンと一緒に「いいちこ」に漬け込めば、たった5日でおいしい「ライチ酒」が完成します。

みずみずしさあふれる「ライチ酒」はいかが?

個性的な香りと繊細な甘みを持ち、楊貴妃がこよなく愛したフルーツとしても知られる「ライチ」。

中国原産の熱帯果樹である「ライチ」は、いいちこ25の持つ南国系のフルーツの香りと相性バツグン。冷凍のライチを少量の氷砂糖とレモンと一緒に漬け込めば、濃厚で口当たりのやさしい「ライチ酒」がわずか5日で完成します。

ストレートやロックはもちろん、ココナッツミルクやスポーツドリンクで割っても個性が際立ち、格別の味わいに。ライチ酒ならではの豊かな香りと芳醇な甘みを、ぜひお試しください。

※自家製漬け込み酒をつくる場合、酒税法の規定で、アルコール20度以上の酒類で漬けなければならず、ぶどうや穀類等と一緒に漬けることは禁止されています。自家製漬け込み酒は、他者への提供や販売、譲渡はできません。

ライチ酒の材料

・保存瓶(1.0L以上のサイズがおすすめ)
・いいちこ25度…450ml
・冷凍ライチ…皮なしで300g(皮付きで400~450g程度)
・レモン…皮なしの輪切り1~2枚
・氷砂糖…50g(甘めが好きな方は70gまでOK)

ライチ酒の材料

ライチ酒の作り方①|保存瓶を消毒する

漬け込む容器を消毒します。消毒用アルコールを浸み込ませたキッチンペーパーで、容器の内部をまんべんなく拭きます。菜箸やトングを使うと便利です。

保存瓶を消毒するところ

ライチ酒の作り方②|ライチを洗う

冷凍ライチ(400~450g)を洗い、水気をキッチンペーパーで丁寧に拭き取ります。

洗ったライチの水気を拭いているところ

ライチ酒の作り方③|ライチの皮をむき、レモンを切る

冷凍ライチの皮をむきます。レモンは皮をむき、1㎝幅の輪切りにします。

ライチの皮をむいているところ

ライチ酒の作り方④|漬け込む

アルコールで消毒をした保存容器に、ライチ(300g)と氷砂糖(50~70g)、レモン(輪切り1~2枚)を入れ、「いいちこ25度」(450ml)を注ぎます。

いいちこ25度を瓶に注いでいるところ

容器全体を軽くゆすり、「いいちこ25度」に材料をなじませます(1日3回ぐらい行うと早く飲み頃になります)。

漬け込んで5日後から飲み頃です。

漬けて5日目のライチ酒
漬け込んで5日後のライチ酒

ライチ酒の作り方④|2週間後、レモンを取り出す

漬け込んでから2週間後、レモンをすべて取り出します。レモンを漬けたままにすると苦みが出てしまうので、必ず引き上げてください。

漬け込んでから2週間後にレモンを取り上げたライチ酒
漬け込んでから時間が経つと、種の色素が浸出して色が変わります。品質に影響はありませんのでご安心ください

ライチ酒のおすすめの飲み方

こちらでは、ライチ酒のおいしい飲み方をご紹介します。

※写真では漬け込んで5日目のライチ酒を使用していますが、漬けてから時間が経ち、色が変化したライチ酒でも同じ飲み方でお楽しみいただけます。

ストレート
濃厚なライチの甘みと、「いいちこ」のまろやかな味わいの組み合わせが堪能できるストレート。ふくよかな香りが口いっぱいに広がります。

ライチ酒のストレート

ロック
ライチ酒のフルーティーな味わいはそのままに、すっきりとした飲み口に。上品な甘さと香りが楽しめます。

ライチ酒のロック

炭酸割り
まろやかさと爽快感がマッチした心地のよい組み合わせ。ライチの濃厚な果実感のあとに、炭酸がシュワッとはじけます。
おすすめの割合 ライチ酒2:炭酸水1

ライチ酒の炭酸割り

ココナッツミルク割り
ライチとココナッツの風味がお互いを引き立て合う、南国感あふれるカクテル。柔らかな甘みととろりとしたコクに癒されます。
おすすめの割合 ライチ酒1:ココナッツミルク1

ライチ酒のココナッツミルク割り

スポーツドリンク割り
ライチ酒のみずみずしさが、スポーツドリンクと合わせることでさらに際立ちます。すっきりとした味わいと、甘みのバランスが絶妙です。
おすすめの割合 ライチ酒1:スポーツドリンク1

ライチ酒のスポーツドリンク割り

芳醇なライチの魅力がまるごと詰まった漬け込み酒。ライチならではのみずみずしくフルーティーな味わいを、思う存分ご堪能下さい。

※記事の情報は2022年10月25日時点のものです。

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レシピ監修/福光佳奈子さん

福光佳奈子さん

薬用酒レシピ開発者・野菜ソムリエプロ。札幌市生まれ。会社員時代に梅酒が大好きになったことがきっかけで、梅酒作りをはじめる。趣味として、果実酒や野菜酒、ハーブ酒などレシピ数を増やしていく。スパイスやエディブルフラワーなど、とり入れる食材の幅は広がり続け、これまでに1000種類以上のレシピを開発。著書「体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200」(秀和システム)は台湾やシンガポールなど世界5か国で翻訳版も出版している。