コーヒー好きにぜひおすすめしたい、コーヒー豆をそのまま焼酎に漬け込むコーヒー焼酎。本格麦焼酎「いいちこ」で作るととってもおいしいんです! コーヒー豆×「いいちこ」で作る「コーヒー焼酎」のほか、コーヒー豆をドリップ用に挽いたコーヒー粉での作り方、おすすめの飲み方もご紹介します。
コーヒー焼酎の特徴は?
今回ご紹介するコーヒー焼酎は、砂糖などの甘みを加えず、コーヒー豆と焼酎のみで漬け込みます。液体のコーヒーで焼酎を割ってもとてもおいしいのですが、コーヒー豆を漬け込んだコーヒー焼酎はより濃厚な味わいに。コーヒー好きの方にぜひお試しいただきたい飲み方です。
使用する焼酎は「いいちこ25度」。大麦由来の香ばしさがコーヒーと相性がよく、本格焼酎ならではのコクも楽しめます。
漬け込むコーヒー豆は基本的にどんなタイプでもおいしくできますが、キリマンジャロやハワイコナ、コロンビアなど酸味の強いものが特におすすめ。漬ける前にフライパンで乾煎りすると、より香り高く仕上がります。
※自家製漬け込み酒をつくる場合、酒税法の規定で、アルコール20度以上の酒類で漬けなければならず、ぶどうや穀類等と一緒に漬けることは禁止されています。自家製漬け込み酒は、他者への提供や販売、譲渡はできません。
コーヒー焼酎の材料
・保存瓶
・いいちこ25度…450ml
・コーヒー豆…50g
コーヒー焼酎の作り方①|下準備
まずは漬け込む容器を消毒します。消毒用アルコールを浸み込ませたキッチンペーパーで、容器の内部をまんべんなく拭きます。
コーヒー焼酎の作り方②|コーヒー豆を煎る
コーヒー豆をフライパンに入れ、強火にかけて軽くゆすりながら、焦がさないように気をつけながら乾煎りします。香りが立ったら火を止め、バットなどに移して冷まします。
コーヒー焼酎の作り方③|焼酎に漬ける
コーヒー豆の粗熱がとれたら、容器にコーヒー豆、「いいちこ25度」の順に投入します。蓋をして容器全体を軽くゆすり、「いいちこ」に材料をなじませます。
粉のコーヒーでもコーヒー焼酎が作れます
挽いた粉状の豆でもコーヒー焼酎を作ることができます。乾煎りの作業がいらないので漬け込むときは手軽ですが、飲む前にドリップが必要になります。
材料
保存瓶
いいちこ25度…450ml
コーヒー豆(粉)…50g
作り方
1.消毒用アルコールを浸み込ませたキッチンペーパーで、容器の内部を拭く。
2.容器にコーヒー豆(粉)、「いいちこ25度」を入れる。
3.容器全体を軽くゆすり、材料をなじませる。
コーヒー焼酎によく合う!シナモン焼酎
コーヒー焼酎ととっても相性がよいので、コーヒー焼酎と一緒にシナモン焼酎を作っておくのもおすすめです。コーヒー焼酎に少し垂らせば、香り高いフレーバーコーヒー風に。
材料
・保存瓶
・いいちこ25度…200ml
・シナモンスティック…12g
作り方
1.消毒用アルコールを浸み込ませたキッチンペーパーで、容器の内部を拭く。
2.容器に「いいちこ25度」、シナモンスティックを入れる。
3.容器全体を軽くゆすり、材料をなじませる。
アレンジも楽しい!コーヒー焼酎の飲み方
ロック
濃厚なコーヒーの味わいを楽しみたいならロックで。糖分を加えてないので、甘めが好きな方はガムシロップなどをお入れください。前項で紹介したシナモン焼酎を加えてもおいしいです。
牛乳(豆乳)割り
牛乳や豆乳を加えてアイスオレ風に。ガムシロップを加えて甘くすれば、カルーアミルク風になります。また、ホットミルクを加えて温かいカフェオレ風もおすすめです。
アイスウインナコーヒー風
上記のロックに市販のホイップクリームを絞れば、アイスウインナコーヒー風に。シナモンパウダーをトッピングするとより風味豊かに。
アフォガート風デザート
バニラアイスにコーヒー焼酎をかければ、大人のアフォガート風デザートに。
香り高いコーヒー焼酎で家飲みの楽しみが広がります
一度作ってしまえば、濃厚なコーヒーのおいしさがいつでも楽しめるコーヒー焼酎。サンドイッチやピザなどの食事とも相性抜群、スイーツと一緒に食後に楽しむのもおすすめです。コーヒー好きの方はぜひ一度お試しください!
※記事の情報は2021年9月7日時点のものです。
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レシピ監修/福光佳奈子さん
薬用酒レシピ開発者・野菜ソムリエプロ。札幌市生まれ。会社員時代に梅酒が大好きになったことがきっかけで、梅酒作りをはじめる。趣味として、果実酒や野菜酒、ハーブ酒などレシピ数を増やしていく。スパイスやエディブルフラワーなど、とり入れる食材の幅は広がり続け、15年間で300種類以上のレシピを開発。著書「体にうれしい果実酒・野菜酒・薬用酒200」(秀和システム)は台湾やシンガポールなど世界5か国で翻訳版も出版している。