焼酎をよく飲む人でも、意外と知らないのがその賞味期限。お酒といえども食品なので、賞味期限がありそうな気もしますが、実際はどうなのでしょうか? 焼酎の賞味期限や保存方法について三和酒類がお答えします。
※ここで言う「焼酎」は三和酒類が製造する焼酎を指します。

Q. 焼酎に賞味期限はある?

A. 賞味期限は設定していません。焼酎はアルコール主体の食品であり、度数の高いアルコールの中では雑菌が増殖できないので、傷んだり腐ったりすることはありません。

また、焼酎は、ウイスキーやブランデーなどと同じく蒸留酒で、蒸留する過程で糖や酸といったエキス分はなくなるため、保存状況に問題がなければ、味や香りの変化も起こりにくいのです。

これらの理由から焼酎には賞味期限・消費期限を設定しておらず、パッケージに賞味期限の表示がありません。

焼酎ベースのスピリッツやリキュールについては、成分がアルコールだけではないものもあるため、賞味期限を設けているものもあります。

Q. 購入後の焼酎は熟成する?飲みごろは?

A. 一般的に熟成が起こるお酒は、ワインや日本酒などの“醸造酒”になります。焼酎は“蒸留酒”のため、製品化された焼酎は熟成することはありません。

また、未開栓であれば風味の変化も起きにくいので、醸造酒のような飲みごろというタイミングは特にありません。

実は、未開栓で適切な保存ができていれば、5年前、10年前の焼酎でも、品質上は問題なく飲むことができます。ただ、風味の変化が起きにくいとはいえ、長い時間が経つと味の変化が起こってしまうこともあります。

また、一度開栓してしまうと、未開栓の時と比べて味や香りの劣化が起こりやすいので、開栓後は早めにお飲みいただくことをおすすめします。

「いいちこ」のイメージカット

Q. 焼酎のおいしさを保つ保存方法は?

A. 焼酎の保存に適さない環境は以下の3つがあり、そのような環境で保存すると味や香りに変化が起こりやすくなります。

■ココはNG! 焼酎の保存に適さない3つの環境
①直射日光が当たる場所
焼酎は日光にとても弱いので、窓際などの直射日光があたる場所には置かないようにしましょう。

②高温・多湿な場所
高温・多湿な場所も焼酎劣化の原因となります。焼酎をキッチンで保存する方も多いと思いますが、火を使うコンロなどの周りは避けてください。

③香りが強いもののそば
香りが焼酎に移ってしまうこともあるので、香りが強いもの(漬物や洗剤、防虫剤等)のそばは避けてください。

家庭で保存する場合は、このような場所を避ければ特に問題はありません。

「いいちこ」の飲用シーン

※記事の情報は2021年1月15日時点のものです。