焼酎に合うおつまみとして人気急上昇中の「チーズ」。その奥深いペアリングの世界を体験してみませんか? チーズの専門家としてさまざまなメディアに出演し、科学的な視点からチーズとお酒の相性を研究している圓子 チーズ(まるこ ちーず)さんに、知っておくと役立つ組み合わせ方のコツや、麦焼酎「いいちこ」にベストマッチなチーズを教えていただきました!

焼酎とチーズはなぜ相性が良い?

近頃、焼酎のお供にチーズを楽しむ方が増えてきています。

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チーズを軸にお酒との相性を分析している圓子 チーズ(まるこ ちーず)さんによれば、焼酎とチーズは科学的な視点からみても好相性なんだそうです。

「蒸留酒である焼酎はアルコール度数が高く、アルコール自体に甘味、苦味、刺激があるので、味に厚みが出るんです。例えば、アルコール由来の甘味は、食べ物の味をまるく包んでくれます。また、チーズのもつ脂肪味(*)にアルコールの苦味や刺激が加わることで、味わいに厚みや奥行きが出たり、脂肪味を洗い流したりするという良さもあります。

焼酎は、原料や熟成による香りが楽しめるお酒でもあります。香りは人間が脳内で味を決定するのに大いに影響します。焼酎にもチーズにもさまざまな香り成分が含まれているので、香りを手がかりにして相性の良いものを見つけやすく、その香りによって『おいしい』と感じることができるのです。

もう一つ、焼酎は蒸留酒なので味そのものはクリアです。なのでチーズの味を邪魔しません。実は酸味や渋味のあるワインだと難しい組み合わせも、焼酎なら寄り添ってくれることも多いんですよ!」

(*)脂肪味…九州大学の研究グループにより発見された、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味に続く第6の味覚

知っておきたい「ペアリング」3つのポイント

食べ物と飲料を組み合わせて楽しむことを「ペアリング」と言いますが、その基本となるのが「同調」「リセット」「対比」の3つの考え方だと圓子さんは言います。

同調イラスト

①同調…香り、味わい、濃淡、テクスチャー(食感)など、似ているもの同士を組み合わせること

リセット

②リセット(ウォッシュ)…脂肪分の高い食べ物を、苦味やさっぱりとした味のもの、炭酸の刺激等で洗い流すこと。とりわけ日本人が好む組み合わせ

対比イラスト

③対比…「甘いもの」と「しょっぱいもの」というふうに、まったく異なる味のものを組み合わせて、新しい味を生み出したり、互いの味を引き立て合ったりすること。「マリアージュ」とも呼ばれる

チーズの種類と合う焼酎のタイプ

チーズは、乳酸菌などさまざまな微生物が生きている「ナチュラルチーズ」と、ナチュラルチーズを加熱して溶かし乳化剤を加え、再び固めた加工食品「プロセスチーズ」に大別されます。今回焼酎とのペアリングを探っていくのは、主に「ナチュラルチーズ」にあてはまるチーズです。

「ナチュラルチーズは製法により7タイプに分類されるのが一般的ですが、今回は焼酎との相性を検証しやすくするために5タイプに整理して見ていきます。その香りや味わいの特徴をもとに先述の『同調』『リセット』『対比』を考えていくと、相性の良い焼酎が見つかりやすくなります」 

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種類 製法と代表例 香り・味わいの特徴 合う焼酎タイプ
(一例)
フレッシュタイプ 乳酸菌でミルクを固めて脱水した後、熟成させないチーズ。水分を多く含む。モッツァレラ、クリームチーズ、カッテージチーズなど ・やわらかく、みずみずしい口あたり
・優しい味わいと程よい酸味
・あっさりとしてクセがない
・軽快な味わい
・爽快感がある
・アルコール度数が低い
ソフトタイプ
(白カビ、ウォッシュ、酵母)
表面に白カビや細菌を繁殖させて熟成させるチーズ。カビや細菌が出す酵素がたんぱく質を分解するので、表皮から内部に向けて熟成が進む。ブリー、カマンベール、マンステールなど ・茹でた芋や古漬けに似た豊かな風味
・クリーミーまたはシルキーな食感
・ミルキーな味わい
・旨味、脂肪味あり
・まろやかで優しい口あたり
・コクのある味わい
・後口がドライでキレがよい
青カビタイプ 内部に穴を開けて青カビを繁殖させ、熟成させたチーズ。表面から熟成する白カビタイプと異なり、内部から熟成する。ゴルゴンゾーラ、スティルトン、ロックフォールなど ・青カビ特有のツンとした香り
・青カビ特有のピリッとした食感
・パンチのある味わい
・旨味、脂肪味あり
・塩味強め
・酵母や麹由来の風味
・甘やかな口あたり
・コクのある味わい
シェーブルタイプ 山羊や羊のミルクを原料にしたチーズ。シェーブルには乳酸菌によって内側から熟成するものと、木炭粉や白カビなど微生物の作用で表皮から熟成していくものがある。ヴァランセ、セル・シュール・シェールなど ・山羊・羊のミルク特有の個性的な風味
・熟成期間が短いものは爽やか
・熟成期間が長いものは複雑な香味
・酸味あり
・フルーティで華やかな香り
・ふくよかな味わい
・コクのある味わい
ハード・
セミハードタイプ
時間をかけてゆっくり熟成させた、水分量の少ないチーズ。かたく重量感がある。かたさによって「ハードタイプ」と「セミハードタイプ」に分けられる。熟成期間が長いものはアミノ酸の結晶がみられる。パルミジャーノ・レッジャーノ、コンテ、ゴーダなど ・コクと旨味が強い
・深い味わいと長い余韻がある
・熟成が進むと、ナッツやキャラメルのような甘い香りや、味噌や醤油のような和を思わせる香り、パイナップルのようなフルーティな香りが生成される
・甘い香り
・コクのある味わい
・熟成感がある

ペアリングのコツを掴んだら、次章からはいざ実践。圓子さんに「いいちこ」7商品をテイスティングしてもらい、それに合うチーズをおすすめいただきました。

焼酎×チーズ①|「いいちこ25度」におすすめのチーズは?

焼酎×チーズ①|「いいちこ25度」におすすめのチーズは?

いいちこ25度
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パルミジャーノ・レッジャーノ(ハード)

■「いいちこ25度」テイスティングコメント
シンプルな香味で、まろやかさや程よいコクがあります。青りんごやパイナップルのようなフルーティな香りのほか、かぼすやミントを思わせる爽やかさもあります。クリーンで爽快さのある焼酎です。

■「パルミジャーノ・レッジャーノ」について
イタリアを代表するハードチーズ。水分が少なく粉状のテクスチャーで、噛むとほろほろと崩れる軽い食感が特徴です。脂肪酸由来のパイナップルのような甘くフルーティな香り、アミノ酸の旨味や酸味が感じられます。

■ペアリングポイント
どちらもパイナップルのような香りがあり、そこが大きな同調ポイントです。「パルミジャーノ・レッジャーノ」に含まれる酸味や、他の長期熟成チーズにはあまりない軽やかな食感も、「いいちこ25度」の爽やかさにマッチします。また、「いいちこ25度」は後口に心地よい苦味が広がり、それがチーズの旨味、塩味と相まって、またすぐ次が食べたくなります。パルミジャーノ・レッジャーノによく似た「グラナ・パダーノ」というハードチーズもおすすめです。

■おすすめの食べ方
食卓にパルミジャーノ・レッジャーノのかたまりを置いて、ナイフで刺しながら砕いて食べるのが本場イタリア流の楽しみ方。このチーズ特有のほろほろ食感が味わえます。

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焼酎×チーズ②|「いいちこ20度」におすすめのチーズは?

焼酎×チーズ②|「いいちこ20度」におすすめのチーズは?

いいちこ20度
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ゴーダ(セミハード)

■「いいちこ20度」テイスティングコメント
香りは白い花のような華やかさのほか、クレソンや三つ葉をイメージさせる青々しさ、清涼感もあります。コクはしっかりありながら、アルコール20度と焼酎にしてはやや低めなので、口あたりがなめらかで刺激も穏やか。優しい甘味が後から広がっていきます。

■「ゴーダ」について
本家本元はオランダですが、今や全世界で作られているセミハードチーズ。クセがなく、穏やかな旨味や甘味が特徴です。熟成期間1か月のものから1~3年の長期熟成ものまで幅広くあり、熟成期間が長ければ長いほど色が濃くなって旨味やコクも増していきます。

■ペアリングポイント
「いいちこ20度」の軽やかで優しい味わいに、「ゴーダ」の穏やかな甘味や旨味が違和感なくマッチします。より同調を意識するなら、熟成1~3か月くらいの若いゴーダを選ぶと良いでしょう。2年くらいの長期熟成ゴーダなら、味噌のような香りとしっかりした塩味や旨味があるので、「いいちこ20度」のストレートやロックと一緒に少しずつ食べるのにぴったりです。

■おすすめの食べ方
ブロック状にカットしても良いですが、「いいちこ20度」の優しい甘さや軽やかさに合わせるならスライスして食べるのがおすすめ。チーズが口の真ん中に「面」で乗るので、より甘味が広がりやすくなります。

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焼酎×チーズ③|「いいちこシルエット」におすすめのチーズは?

焼酎×チーズ③|「いいちこシルエット」におすすめのチーズは?

いいちこシルエット
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マンステール(ソフト・ウォッシュ)

■「いいちこシルエット」テイスティングコメント
ライ麦や麦チョコのような麦由来の深く芳ばしい香りがある、麦焼酎らしい味です。ドライフラワーのような乾いた感じもあり、そのなかに洋ナシなどの甘い香りもさり気なくあります。口に含むとまろやかさが来て、アフターがピリピリとドライな印象。大人っぽい雰囲気で、苦味もしっかりあります。

■「マンステール」について
フランスのアルザス地方で作られるウォッシュチーズです。匂いを嗅いでみると、ウォッシュチーズの特徴である古漬けや沢庵といった独特の香りが感じられます。また、ほのかに芳ばしい香りもあります。柔らかく滑らかでくちどけが良く、旨味・甘味もしっかりあります。

■ペアリングポイント
鼻から抜ける「いいちこシルエット」の麦の香りと「マンステール」の芳ばしさが同調ポイントです。「いいちこシルエット」の後味に残るほろ苦さにマンステールの旨味や甘味が加わると、ビターチョコレートを食べているような旨苦さや厚みのある味わいが生まれます。マンステールのほか、ブルゴーニュ地方でつくられる「エポワス」もおすすめです。

■おすすめの食べ方
マンステールはオリエンタルスパイスとも相性が良く、現地ではクミンシードをかけて食べるのが定番です。また、熱を加えるとさらに香りや旨味が広がるので、それをジャガイモやライ麦パンにのせて食べても良いでしょう。

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焼酎×チーズ④|「いいちこ日田全麹」におすすめのチーズは?

青かびチーズといいちこ日田全麹

いいちこ日田全麹
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ゴルゴンゾーラ ドルチェ(青カビ)

■「いいちこ日田全麹」テイスティングコメント
酒粕や甘酒のような酵母や麹を感じる焼酎です。また、べっこう飴やマシュマロを思わせる甘い香りのなかに、クリーミーさや麦感もあります。口に含むと、マイルドですっと体に入ってくる。だけど途中でふくよかな印象もあって、甘い香味がさらに広がります。アフターはコクが強めに出てきます。

■「ゴルゴンゾーラ ドルチェ」について
日本で最もなじみのあるイタリア生まれの青カビチーズ。ドルチェ(甘い)タイプはピカンテ(辛い)タイプよりもクリーミーでカビも少なめなので香りが穏やで、青カビ特有のツーンとくる刺激も控えめです。酒粕のような香りが感じられます。口に入れると脂肪味が広がり、クリーミーで口どけ良好。青カビタイプにしては塩味も穏やかです。中盤から旨味やコクが広がって、心地よい青カビ臭が鼻から抜けていきます。

■ペアリングポイント
どちらも酒粕のような香りがあります。そして一緒に口に入れると、一瞬苦味を感じますが、途中から「いいちこ日田全麹」と「ゴルゴンゾーラ ドルチェ」のクリーミーさとふくよかさが同調して、その余韻も長く続きます。イギリスを代表する青カビチーズ「スティルトン」との相性も良いでしょう。

■おすすめの食べ方
そのままでも良いですし、パンやクラッカーと一緒に食べるのもおすすめ。蜂蜜はもちろん、ナッツや干し柿とも相性抜群です。また塩麹と和えるとちょっとした一品になり、「いいちこ日田全麹」にますます合うと思います。

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焼酎×チーズ⑤|「いいちこスペシャル」におすすめのチーズは?

焼酎×チーズ⑤|「いいちこスペシャル」におすすめのチーズは?

いいちこスペシャル
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コンテ12か月(ハード)

■「いいちこスペシャル」テイスティングコメント
まず印象に残るのは、バニラやトースト、カスタードクリーム、ナッツなどの甘く芳ばしい香り。飲んでみると、樽由来の甘味を舌で感じ、鼻からも甘い香りが抜けていきます。樽熟成ならではの滑らかさや苦味も複雑に重なり、非常にふくよかな焼酎です。

■「コンテ」について
フランスのコンテ地方でつくられるハードチーズ。口に含むと、ややハチミツを思わせるような甘味や旨味、コクが感じられます。熟成が進むにつれ、ナッツや木の実といった木質系の香り、干し草のような香りが出てきて、甘味、旨味が増すのが特徴です。

■ペアリングポイント
「いいちこスペシャル」と「コンテ」の両方がもつナッツの香りと熟成感が同調します。相乗効果で旨味がより引き出されて、幾重にも重なるイメージ。長い余韻が楽しめますので、食後にじっくり楽しみたい組み合わせです。コンテにも熟成期間が幅広くありますが、「いいちこスペシャル」の熟成感にマッチするのは12~18か月くらいのものです。

■おすすめの食べ方
コンテは熱で溶かしてもおいしいチーズです。パンやジャガイモの上に載せてトースターで焼いたり、ブロッコリーなどの温野菜に溶かしても。チーズフォンデュにしてもいいですね。香りづけに「いいちこスペシャル」を使えば、さらに素敵なペアリングが楽しめますよ。

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焼酎×チーズ⑥|「いいちこフラスコボトル」におすすめのチーズ

焼酎×チーズ⑥|「いいちこフラスコボトル」におすすめのチーズ

いいちこフラスコボトル
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ブリ―(白カビ)

■「いいちこフラスコボトル」テイスティングコメント
とにかく品が良いという印象です。軽い果実や麦の香り。アルコール度数30度と高めながら、口に含むとまろやかで、優しく控えめ。アルコール由来の甘さや、ほんのりミネラル感もあります。全体的にとてもクリーンな印象の焼酎です。

■「ブリー」について
白カビタイプの中でもクリーミーで優しい香りをもつ、フランスを代表するチーズです。表面の匂いを嗅ぐと、「マツタケオール」と呼ばれるマッシュルームのような香り成分が鼻から抜けますが、まさにそれが白カビチーズの特徴です。中はバターやミルク飴、アイスクリームといった甘くミルキーな香りを感じさせます。

■ペアリングポイント
「いいちこフラスコボトル」のまろやかな甘さと、「ブリー」のクリーミーで優しい香りが見事にマッチします。それぞれを単体で味わうよりも、一緒に合わせたほうが甘味が引き出されてよりおいしさが広がります。まさにベストパートナーという組み合わせ。脂肪分がやや高めの「サンタンドレ」も「いいちこフラスコボトル」に合うと思います。

■おすすめの食べ方
ブリーはリンゴやオレンジなどのフルーツやジャムを添えてもおいしいですが、「いいちこフラスコボトル」はクリーンで上質な焼酎なので、あまりチーズに手を加えず、そのままナイフでカットしてじっくりペアリングを楽しんでいただくのが良いでしょう。

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焼酎×チーズ⑦|「いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND」におすすめのチーズは?

ブルサンとゴールデンブレンド

いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND
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ハーブ&ガーリック入りクリームチーズ(フレッシュ)

■「いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND」テイスティングコメント
アルコール度数が低く軽快で、口あたりの良いお酒です。樽由来の優しく甘い香り、そして炭酸のパチパチとした刺激。アフターに広がる麦感。レモンスピリッツによるスッキリした印象もあります。非常に飲みやすく仕上がっています。

■「ハーブ&ガーリック入りクリームチーズ」について
酸味のあるフレッシュタイプのクリームチーズにハーブやガーリックを混ぜたもので、「ブルサン」などスーパーマーケットでも見かける身近なチーズです。幅広い層に愛される味で、カジュアルに楽しめ、食前酒にも向きます。

■ペアリングポイント
気分やテクスチャーの同調が大きいです。「いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND」のパチパチと弾ける炭酸を楽しみながら、クリームチーズをクリスピーなクラッカーに塗って楽しむカジュアル感。それからフレッシュチーズの軽い食感やクリーミーさがハイボールの爽快感や甘い香りに同調。チーズの脂肪味を、炭酸の泡がリセットする効果も得られます。プレーンなクリームチーズに好みのハーブやガーリックチップを混ぜ込んで自作しても良いでしょう。

■おすすめの食べ方
クリームチーズはさまざまな料理にも使えます。例えば、しいたけの裏の軸をとってクリームチーズを詰めて焼くだけ。簡単ですがとってもおいしいですよ。もちろんハイボールにもよく合います。

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焼酎がすすむ! コンビニチーズの簡単アレンジ術

焼酎がすすむ! コンビニチーズの簡単アレンジ術

保存性が高く、コンビニでも買える気軽さが魅力の「プロセスチーズ」や「ストリングチーズ」。そんな身近なチーズを使った焼酎におすすめの簡単アレンジ術を、圓子さんに教えていただきました。

「ストリングチーズ(さけるチーズ)はちょっとお醤油を付けるとスルメを食べているような趣になって焼酎によく合います。もう少し手を加えて、輪切りにしたストリングチーズをフライパンで焼き、オリーブオイルで唐辛子、にんにくを熱したアーリオオーリオソースをかけて食べるのもおすすめ。ストリングチーズのシコシコとした食感とソースが相まってペペロンチーノ風になり、焼酎ハイボールがすすみますよ!

スライスチーズやキャンディーチーズはトースターで焼くとお煎餅のようなパリパリ食感になるので、スナック感覚でつまむのにもってこいです」


さまざまな香り・味わいのタイプがある麦焼酎「いいちこ」だから楽しめるチーズとの至福のペアリング、ぜひ皆さまもお試しください!

この方に教えていただきました

圓子チーズさん

圓子 チーズ(まるこ ちーず)さん
チーズ・日本酒・ワイン・ガストロノミ講師、「インフィニット・酒スクール」プロデューサー。「焼酎唎酒師」の資格も有する。飲食のプロとしての多彩な経験を活かし、科学的な視点でチーズと飲料のペアリング提案やプロデュースを行う。イベント・セミナーの企画運営、執筆やメディア出演、各種審査員など幅広く活動。現在「Japan Cheese Award(国産チーズコンクール)」の実行委員として、テイスティングレクチャーを担当し、国産チーズの普及発展にも尽力。2011年「シュヴァリエ・デュ・タスト・フロマージュ・デ・フランス」、2018年ギルド・クラブ・ジャポン「コンパニオン・ド・サントゥギュゾン」称号叙任。

※記事の情報は2022年3月15日時点のものです。