NetflixやAmazon Prime Video(アマプラ)、U-NEXTなどの動画配信サービスで観られるおすすめの「インド映画」を、映画ライターのISOさんがセレクト! インド映画史に輝く不朽の名作から、とびきり笑えるアクションコメディ、勇気をくれる人生のドラマまで。とっておきのラインナップをご紹介します。どんな作品にも寄り添う「いいちこ」を片手に、魅力あふれるインド映画の世界を楽しんでみませんか?

歌って踊る…だけじゃない! 心揺さぶるインド映画

こんにちは、映画ライターのISOです。

皆さん、インド映画は好きですか? 日本では『RRR』の大ヒットをきっかけに、これまで以上にインド映画を劇場や配信で観られる機会が増えました。

とはいえ、一口にインド映画といっても実にさまざま。興味はあっても「どれから手をつければいいのかわからない…」という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、広大なインド映画の世界への入口として最適な名作を5本ご紹介します。いずれもエンターテインメント性の高い作品を揃えましたので、ぜひ「いいちこ」を片手に、インド映画の旅を楽しんでみてください。

おすすめインド映画①|「マダム・イン・ニューヨーク」

監督:ガウリ・シンデー
出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、メーディ・ネブー、アミターブ・バッチャン ほか
2012年/ヒンディー語・英語/134分

一歩を踏み出せば、世界はきらめく

【あらすじ】
愛する夫と2人の子どもと暮らす主婦シャシ(シュリデヴィ)は、毎日家族のために尽くしてばかり。だけど家族は彼女に感謝の言葉もないばかりか、英語が話せないというコンプレックスを何かとバカにしてきます。家事の合間に得意のお菓子づくりを活かした小さなビジネスをしていますが、その努力すら夫からは軽視されていました。

そんなある日、ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを依頼されたシャシは、家族に先立ち一人で渡米。そこでも英語ができない自分に嫌気がさした彼女は、家族にも内緒で英会話教室に通い始めます。いろんな国からやってきた個性豊かなクラスメイトと共に英語を学び、心を通わせるうちに、やがて彼女は失っていた自信を少しずつ取り戻し始めますが…。

【おすすめポイント】
家庭の中で妻や母親という役割に縛られ自分らしさを失っていた女性が、異国の地で輝きを取り戻していく——。そんな姿が世界中の共感を呼んだ、珠玉のエンパワーメント映画。本作で15年ぶりの映画復帰を果たした名優シュリデヴィが演じる主人公シャシがとにかく魅力的! 英語を学ぶうちに少しずつ自信を身に付け、ニューヨークを活き活きと歩く彼女を応援したくなること間違いなしです。シャシ以外も愛おしいキャラクターばかりで、明確な悪人が出てこないのも特徴的。軽快な作品ながら、ラストに待ち受ける感動はかなりのもの。新しいことに挑戦する人にぜひ観てもらいたい一作です。

笑いあり涙ありの王道エンターテインメントである本作に合わせたいのは、同じく王道「いいちこ25度」。炭酸割りとともに、爽やかな感動を堪能してみては?

【「いいちこ25度」とは?】

いいちこ25度

1979年の発売以来、長らく愛され続ける本格麦焼酎のベストセラー。山麓の澄みきった空気の中、丁寧に選び抜かれた大麦と大麦麹、地下深くから汲みあげる清冽な水だけで醸されています。原料由来の香りやうまみをしっかり感じられつつ、軽快な飲み口が楽しめるのが特徴。炭酸水で割ると、フルーティで華やかな香りが心地よく広がります。

【炭酸割りの作り方】
① グラスに大きめの氷を入れ、「いいちこ25度」を注いだ後に、炭酸水を氷に当てないよう静かに注ぎます。割合は、焼酎1:炭酸水3が目安です。
② 軽く混ぜ、仕上げにティースプーン1杯の「いいちこ25度」を垂らしたら完成です。

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おすすめインド映画②|「炎」

監督:ラメーシュ・シッピー
出演:ダルメンドラ、アミターブ・バッチャン、サンジーヴ・クマール、へマ・マリニ ほか
1975年/ヒンディー語/204分

インド映画史に燦然と輝く傑作

【あらすじ】
札付きの悪党として名を馳せるヴィール(ダルメンドラ)とジャイ(アミターブ・バッチャン)は、幼い頃から固い絆で結ばれた親友同士。ある日、かつて自分たちを逮捕した豪胆な元警官タークル(サンジーヴ・クマール)から「冷酷非道な山賊ガッバル・シンを生け捕りにせよ」という危険な依頼を持ちかけられます。高額な報酬に惹かれた2人は、その依頼を引き受け、タークルが長を務める村に滞在することに。そこでヴィールは陽気で快活な村娘バサンティ(ヘマ・マリニ)と出会い、次第に心を通わせていきます。そんな折、祭りで賑わう村をガッバル率いる山賊団が襲撃。しかしヴィールとジャイの奮闘により、村は辛うじて壊滅を免れます。

やがて2人は、ガッバルによって家族を皆殺しにされたタークルの壮絶な過去を知り、無償でガッバルを捕らえることを誓います。一方、屈辱を受けたガッバルもまた、最大の障害となったヴィールとジャイの抹殺を画策。そうして壮絶な戦いの幕が開けるのでした。

【おすすめポイント】
後世に多大なる影響を与えたインド映画の金字塔。『荒野の七人』や『続・夕陽のガンマン』などの名作から着想を得てインド流にアレンジした西部劇で、「カレー・ウエスタン」と呼ばれることも。最大の魅力はエンターテインメントとしての圧倒的な強度。情に厚い義賊vs.強大な悪党というわかりやすい骨組みに、疾走感あるホース・アクションや緊迫感ある銃撃戦、鮮やかな歌とダンスに胸を熱くする友情ドラマ、さらには復讐劇やロマンスなどが無駄なく肉付けされ、195分の長尺ながら退屈する暇がありません。歴史的価値はもちろん、面白さという観点においても他の追随を許さない傑作です。

格別な映画には格別な一杯を。甘い香りと芳醇な味わいを持つ「いいちこスペシャル」は西部劇との相性抜群。うまさを引き立てるロックを合わせれば、他に何もいりません。

【「いいちこスペシャル」とは?】

いいちこスペシャル

「いいちこスペシャル」は、ふくらむ香り、まろやかな深みが特徴の長期貯蔵タイプの本格麦焼酎。特別に開発した酵母で醸した焼酎原酒を樽で熟成させてブレンドしているため、美しい琥珀色とバニラのような甘い香りが楽しめ、ウイスキー愛好家からも人気です。琥珀色の輝きが楽しめる、どこから見ても美しいボトルデザインも魅力の一つ。

【ロックの作り方】
① ロックグラスに氷を入れ、マドラーでステアしてグラスを冷やします。
② 氷が溶けた水を捨てたら、グラスの半分くらいを目安に「いいちこスペシャル」を静かに注ぎます。
③ 焼酎と氷をしっかりなじませるように混ぜ合わせたら完成です。

★ロックのおいしさは氷が命。使用する氷は、硬くて溶けにくい市販のロックアイスがおすすめです。

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おすすめインド映画③|「マレガオンのスーパーボーイズ ~夢は映画と共に~」

監督:リーマー・カーグティ
出演:アダーシュ・ゴーラヴ、シャシャンク・アローラ、ヴィニート・クマール・シン ほか
2024年/ヒンディー語/129分

映画は僕たちの夢だった

【あらすじ】
舞台は1997年、マハーラーシュトラ州の都市マレガオン。映画好きの青年ナシール(アダーシュ・ゴーラヴ)は、兄が経営するビデオパーラー(有料で映画のビデオを上映する施設)で上映していた作品が海賊版として摘発されたことをきっかけに、「自分の手で観客を集める映画をつくろう」と決意します。

そうして仲間と共に、インド映画の名作『炎』を基にしたパロディ映画の製作を開始。経験もない中で数々の困難を乗り越え完成させた作品は、予想外の大ヒットを記録します。新鋭監督として注目を浴びたナシールは映画づくりを続けますが、やがてパロディに限界を感じ、オリジナル映画に挑戦。その過程で仲間との絆は崩れ、彼は夢を諦めてしまいます。しかし時が経ったある時、思わぬ報せを機に、彼は再び仲間と映画をつくる決意を固めるのでした。

【おすすめポイント】
マレガオンの住人たちが『スーパーマン』のパロディ映画を撮る過程を追ったドキュメンタリー映画『Supermen of Malegaon』(2008)を、フィクションを交えて描く感動作。映画に情熱を傾ける若者たちが、見様見真似で映画づくりに挑戦していく姿はひたむきで眩しく、観る者の心を一気に掴んで離しません。映画愛に満ちた作品ながら、創造性だけでは成り立たない映画の営利主義的な側面にも肉薄。泡沫の夢の後に待ち受ける挫折や決別など、苦い現実もリアルに描写します。ただ、本作の核にあるのは「友情」というテーマ。それが凝縮された終盤の展開と映像は涙なしには観られません。2025年配信映画の中でも屈指の名作です。

心に深く染み入る本作には、豊かな香りとやさしいうまみをじんわりと感じられる「いいちこシルエット」がぴったり。まろやかさが増す水割りで飲めば、やさしい物語がより一層響くことでしょう。

【「いいちこシルエット」とは?】

いいちこシルエット

「いいちこシルエット」は、「いいちこ」本来の味わいと自然なうまみを活かした、ワンランク上の「いいちこ」です。吟味を重ねた「いいちこ」の原酒に、全麹づくり原酒と樽貯蔵酒をほどよくブレンド。飲みやすく、奥の深い酒に仕上げています。水割りはもちろん、ロック、お湯割りのほか、爽やかな炭酸割りもおすすめ。

【水割りの作り方】
① 氷を入れたグラスに「いいちこシルエット」と水を1:1の割合で注ぎ、軽く混ぜたら完成です。

★焼酎を先に注ぐことで、混ざりやすくなります。

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おすすめインド映画④|「マッキー」

監督:S・S・ラージャマウリ
出演:スディープ、ナーニ、サマンサ・ルス・プラブ ほか
2012年/テルグ語/125分

男が生まれ変わったのは…まさかのハエ!?

【あらすじ】
貧しい青年ジャニ(ナーニ)は、向かいの家に暮らすビンドゥ(サマンサ・ルス・プラブ)に長年恋をしていました。ビンドゥに振り向いてもらおうといろんな方法でアプローチをするも、反応はいつもイマイチ。でも実は彼女もジャニのことを愛していたのです。そんなある日、ビンドゥは欲しいもののためなら手段を選ばない冷酷な資産家、スディープ(スディープ)に目をつけられてしまいます。ビンドゥを自らのものにするため、スディープはジャニを誘拐した上に殺害。愛する者の死に絶望するビンドゥにやさしい言葉をかけ近づくのでした。

一方、殺されたジャニは不思議な力によりハエに転生。ビンドゥが狙われていると知った彼は、愛する女性を守るためにもスディープに復讐することを決意します。非力ながら、ハエならではの方法で少しずつスディープを追い詰めていきますが…。

【おすすめポイント】
『バーフバリ』『RRR』のS・S・ラージャマウリ監督が手掛けた、とびきり笑えるハエのヒーロー映画です。1㎝足らずのハエが人間に復讐をするという奇妙な設定を見事なエンタメに仕上げた作風は、インド国内外の映画祭でも高く評価されました。見所は、ハエ視点で繰り広げられるダイナミックなアクション。普通の公園や道路ですら、死と隣り合わせの危険地帯になり得るのです。そんな彼が復讐を果たすため、『ロッキー』ばりにトレーニングをするなど、かつてない面白シーンが盛りだくさん! 鍛えたところでハエが一体どうやって人間を倒すのか…それは見てのお楽しみです。いつもは鬱陶しい存在のハエが、ちょっとだけ愛おしく感じるかもしれませんよ。

アクションにコメディ、ロマンスにファンタジーと誰もが楽しめる要素をぎっしりと詰め込んだ本作に合わせたいのは、「いいちこ」シリーズの中でもとびきりキャッチーな「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」。軽快でポップな物語との相性は完璧です。

【「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」とは?】

下町のハイボール REGULAR BLEND

本格麦焼酎「いいちこ」のおいしさを最大限に引き出すブレンドを追求し、炭酸の強さや、隠し味として加えたかぼすスピリッツの割合にもこだわって仕上げたハイボール。のど越しのよさはもちろん、すっきりとした飲みやすさとバランスのとれた香りが特長です。ジャンルを問わずさまざまな料理と相性がいいので、食事と一緒に楽しむのもおすすめ。

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おすすめインド映画⑤|「燃え上がる女性記者たち」

監督:リントゥ・トーマス&スシュミト・ゴーシュ
2021年/ヒンディー語/ 93分

この手で社会だって変えられる

【あらすじ】
2002年、インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、カースト外の被差別民ダリトの女性たちによって立ち上げられた新聞社「カバル・ラハリヤ」。インドで唯一、女性のみで運営するこの新聞社は、大手メディアが取り上げないような地域の根深い問題を扱ってきました。

2016年になり、紙媒体から動画サイトやSNSを活用したデジタル・メディアへと舵を切ったカバル・ラハリヤの記者たちは、スマートフォンを片手に各地での取材を実施。被差別層の過酷な暮らしや、女性への卑劣な暴力、行政や警察の腐敗などを粘り強く取り上げるうちにニュースは少しずつ注目を浴び、社会に影響を与えていきます。そうした報道で不均衡や悪政を変えようとする記者たちでしたが、彼女たちも女性であるが故の偏見や圧力に苦しめられていて…。

【おすすめポイント】
第94回アカデミー賞にノミネートされた、心を奮い立たせてくれるドキュメンタリー。今なお社会に根深く残るカースト制度と性差別によって声を奪われてきた女性たちが、草の根ジャーナリズムを武器に不正義と不平等に立ち向かっていく姿を追いかけます。彼女たちはただ個々人が勇敢なだけではありません。ユーモアとチャーミングさを携えながら、連帯によってその言葉と行動の力を何倍にも増幅させていくのです。幾重もの困難に直面しながらも、民主主義の土台を懸命に支えようとする彼女たちの声は、ジャーナリズムのあるべき役割と私たち一人ひとりが持ち得る可能性について教えてくれることでしょう。

映画としての面白さと社会性を兼ね備えた本作には、まろやかさと深みある味わいを併せ持つ「いいちこ日田全麹」がベストマッチ! ホットなお湯割りで、身体をたぎらせながら観るのがおすすめです。

【「いいちこ日田全麹」とは?】

いいちこ日田全麹

良質な大麦からできた大麦麹だけを使った、贅沢な「全量大麦麹仕込み」の本格焼酎。ふわりと広がるかぐわしい香りと、深くやさしい濃厚な味わいが特長です。温かいお湯割りにすれば、その奥深さをじっくりと堪能できます。

【お湯割りの作り方】
① 耐熱グラスにお湯、「いいちこ日田全麹」の順番で注いだら完成です。

★お湯を先にグラスに入れることで、かき混ぜなくても自然に混ざり、まろやかな味わいに。焼酎の香りを感じたいときは「焼酎6:お湯4」、食事に合わせたいときは「焼酎5:お湯5」、焼酎ビギナーさんには「焼酎4:お湯6」がおすすめです。

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配信作品を中心にセレクトした結果、ボリウッド(ヒンディー語映画)がメインとなりましたが、それでも不朽のアクション大作から実話に基づく感動ドラマ、力強いドキュメンタリーまで、その作風は実に多彩。この記事が、今まで知らなかったインド映画の魅力を知るきっかけとなれば幸いです。

近年はさまざまなインド映画が劇場公開されているので、これを機に映画館にインド映画を観に行ってみるのもおすすめですよ。


ISOさん

ISO
1988年、奈良県生まれのフリーライター。劇場プログラムやさまざまな媒体で映画評、解説、インタビューを担当するほか、音楽作品のレビューや旅行関係のエッセイも執筆。
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    ※記事の情報は2026年1月23日時点のものです。