本格焼酎ブランド「いいちこ」の缶入り商品「いいちこ下町のハイボール」が味わい、口当たり、香り、そしてパッケージもリニューアル。より「いいちこ」らしく進化した新「いいちこ下町のハイボール」の魅力をお伝えします!

「いいちこ下町のハイボール」とは?

いいちこ下町のハイボール

「いいちこ下町のハイボール」は、本格焼酎ブランド「いいちこ」初の缶入り商品として誕生。2020年9月にかぼすスピリッツが爽やかに香る「いいちこ下町のハイボール」が、2021年2月にほのかに甘い熟成樽貯蔵酒を使用した「いいちこ下町のハイボール GOLDEN BLEND」が発売されました。

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すっきりとした飲みやすさとバランスの良い香り、プロが作るハイボールを家飲みで楽しめる手軽さが魅力の「いいちこ下町のハイボール」シリーズ。発売から丸2年を経た今、「いいちこ」の味わいを最大限に引き出し、これまで以上に多くの方に愛される「いいちこ下町のハイボール」をつくりたい、という想いから、味わい、口当たり、香りを一から見直してリニューアル!

「いいちこ下町のハイボール」の新CMもスタート

リニューアル発売に合わせ、新CM「なにも起こらない海辺」篇、「なにも起こらない肉屋のコロッケ」篇も9月13日からオンエア(YouTubeおよび下欄で9月8日からご覧いただけます)。「いいちこ下町のハイボール」が寄り添いたい「お酒のあるいい時間」を漫画家の今日マチ子さんのイラストで表現。究極にシンプルでありながら、どこか懐かしさも感じる“チルくてエモい”CMです。

新CM①|「なにも起こらない海辺」篇
海でくつろぐ30代の男性3人。一人は実家のカフェを継いで地元で働き、他の2人は都会に出て働いています。そんな3人が、久しぶりに地元で集まったシーンを描いたCM。お互いに気を遣わず、『いいちこ下町のハイボール』を片手に何を話すでもなく、何をするでもなく、ただただ“いい時間”を過ごしています。

新CM②|「なにも起こらない肉屋のコロッケ」篇
ある晴れた日、近所の商店街にあるお肉屋さんの前に腰をかける若い女性。コロッケ屋さんのおばあちゃんに温かい目で見守られながら、女性は『いいちこ下町のハイボール』を片手に揚げたてのコロッケを頬張り、ただただ“いい時間”を過ごします。

開発担当者に聞く! 刷新「いいちこ下町のハイボール」の魅力は?

リニューアル版の「いいちこ下町のハイボール」の味わいや香りがどんな風に変わったのか、開発担当の渡辺覚さんにお聞きしました。

渡辺覚さん

渡辺 覚(わたなべ さとる)さん
三和酒類株式会社 辛島 虚空乃蔵 商品開発生産チーム

―今回のリニューアルで、「いいちこ下町のハイボール」はどんなところが変わったのでしょうか? まずは「REGULAR BLEND」から…。

第1弾として発売した「いいちこ下町のハイボール」は、厳選した大分県産かぼすの果皮を漬け込んでつくった“かぼすスピリッツ”を使用しているのですが、今回はそれを増量しました。

元々、華やかな香りとスッキリとしていながら深みのある「いいちこ25度」が味わいのベースで、その特徴を活かした上で炭酸で飲みやすくして、手軽に味わってもらいたい、というのが「いいちこ下町のハイボール」のコンセプトなんです。もう一度そこに立ち戻ってみて、“かぼすスピリッツ”の分量を調整したり、アルコール度数や原酒のブレンドを変えてみたり。試行錯誤の結果、“かぼすスピリッツ”を増やし、アルコール度数は7%から6%に下げました。一層スッキリと飲みやすい酒質(お酒の味や香り)に仕上がったと思います。

発売前に行った外部の方によるモニター調査では、「口当たりがよくなった」「香りがいい」「スッキリとしている」というコメントの中に「濃厚さがある」というものもありました。しっかりと本格焼酎の味わいがありながらもスッキリ感もアップした、と感じていただいたのかなと思っています。

渡辺覚さん

―「GOLDEN BLEND」の変わった点はどんなところでしょうか?

第2弾の「GOLDEN BLEND」の方は、熟成樽貯蔵酒をブレンドしているのが特徴的な商品ですが、リニューアルでは樽貯蔵酒の熟成感をよりアップし、味わい豊かに仕上げました。

いいちこスペシャル」が国内外のコンペティションでも高い評価をいただいていることもあり、熟成樽貯蔵酒づくりは三和酒類の得意とするところでもあります。樽で寝かせていない麦焼酎とのブレンドにより、ウイスキーハイボールとはまた違った、樽感をしっかり出しつつやさしい味わいのハイボールになったと思います。

ー香料、糖分はゼロなのに、ほのかな甘みが感じられるのはなぜなんでしょう?

麹由来の甘みもありますが、樽で貯蔵することで樽から抽出される甘みや香りでそう感じられるんだと思います。甘味料や香料は添加していませんので。

いいちこ下町のハイボール

―プリン体ゼロ、糖質ゼロ、香料ゼロ、甘味料ゼロの4つのゼロはリニューアル後も変わらないんですね。

柑橘感や樽感を出そうと思うと、香料を使う選択肢もあるとは思うのですが、「いいちこ下町のハイボール」ではあえて使用していません。焼酎づくりの過程で生まれる、酵母が出してくれる香りや樽の中で熟成することで出てくる香り…焼酎づくりの技術を使って自社で蒸留したかぼすやレモンのスピリッツ(レモンスピリッツは「GOLDEN BLEND」に使用)。そういったものを絶妙にブレンドして表現することにこだわりました。

甘味料も入れることでボディ感というか、味わいが出るのですが、麹由来の本格焼酎らしい甘みを活かすことで、甘味料を入れなくても味わいやボディ感を表現できていると思います。これは、原酒を何種類もブレンドすることで味わいが複雑になることも理由のひとつかなと。そこは三和酒類の強みであり、自信を持っているところです。

いいちこ下町のハイボール

―最後に、まだ「いいちこ下町のハイボール」を飲んだことのない人、すでに飲んだことのある人、それぞれに向けてメッセージをお願いします。

飲んだことのない方には、焼酎のイメージが変わると思うので、まずは1本ずつ買って飲み比べてみていただきたいです。こんなに飲みやすいの?とか、同じ焼酎でもこんなに違う雰囲気になるの?と感じていただけたらうれしいですね。焼酎ってアレンジして飲む良さもあると思うので、そこも楽しんでいただけると思います。

すでに飲んでいただいている方にお伝えしたいのは、さらにおいしくなりました、ということ(笑)。しっかり飲み応えがありつつ、より飲みやすくなったと思いますので、ぜひまたお試しください。

※記事の情報は2022年9月8日時点の情報です。