“音楽界のグルメ番長”ことホフディランの小宮山雄飛さんが、イラストレーターの黒木ユタカさんを相棒に、東京・目黒にある焼き鳥の名店「鳥芳 本店」さんへ。お父さんから店を引き継いだ、大将の丁寧な焼き技が光る絶品の焼き鳥とともに、「いいちこ」のソーダ割りをいただきます!
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小宮山さんが訪れたのは、東京・目黒の「鳥芳 本店」さん
僕と目黒『鳥芳 本店』とのつながりは深い。
かれこれ30年前、成人になりお酒を飲み始め、酒場デビューをした頃によく通っていたお店の一つ。言うならば、僕が酒場好きになったルーツのようなお店。決して広いとは言えない店内は、備長炭で焼き鳥を焼く煙と、常連さんの熱気で常にムンムン。一見さんなら、飛び込みで入るのはちょっと勇気がいるような雰囲気だけど、そこには本当においしい焼き鳥とお酒が待っている。
カウンターでお酒片手に、焼き台を見ていると、そのおいしさの秘訣が分かる。焼き鳥はもちろん、野菜などもとにかく串ごとに焼き方を分けているのだ。
ときに火加減を調整し、ときに串の場所を移し、ときにはあえて強火で焼き、焦げた部分だけをハサミで切るなど、とにかく1本1本を丁寧に焼いてくれる。それでいて、お値段は完全に庶民価格。こんな焼き鳥屋さんには、東京でもなかなか巡り会えません。30年前に、思い切って飛び込みで入った自分を褒めてあげたいくらい(笑)。
ちなみに、それまではビールしか飲めなかった僕が、焼酎デビューをしたのもこのお店! そんな記念すべきお店で飲む、「いいちこ」ソーダ割りはまた格別。30年間の思い出とともにいただきます。
それから、当時の大将は洋楽ハードロックが好きで、お手洗いにバンド「MR.BIG」のポスターが貼られていたのが印象的だった。そのことを現大将に話したら「それ、うちの父です」って、えー!息子さんだったの。
世代は変われど、変わらぬ味と雰囲気を保ち続ける、目黒の焼き鳥の名店です。
(文・小宮山雄飛)




(マンガ:黒木ユタカ)
今回訪問したお店はこちら
鳥芳 本店
住所:東京都目黒区下目黒1-5-21 大栄ビル 1F
電話番号:03-3490-8581
定休日:日曜日
営業時間:月~土 17:00~1:00
代表的なメニュー:とまと巻 / 赤鳥タタキ / 手羽先 など

小宮山雄飛
1973年原宿生まれ原宿育ち。ホフディランのVo&Key。音楽界のグルメ番長の異名を持つ。渋谷区の観光大使と“美味しい渋谷区プロジェクト”のCEO(Chief Eat Officer:チーフイートオフィサー)も務める。

黒木 ユタカ
1976年東京都調布市生まれ。イラストレーター・映像監督。綿密な街の線画、和やかなイラストルポに定評があり、書籍や 雑誌、CDジャケットなど幅広く活躍。ミュージックデオの監督としてもアニメーション作品を多数発表。著書に『新 酒場入門』(小宮山雄飛氏との共著)がある。
※記事の情報は2026年5月29日時点のものです。















