奄美大島と東京の二拠点生活を送りながら、テレビやラジオを中心にマルチな活躍を続けているタレントのIMALUさん。昨年8月から始まった奄美大島での暮らしにも、大好きなお酒は欠かせないそうです。自然豊かな奄美大島でのお酒の楽しみ方や、おばあちゃんが大好きだったお酒で、IMALUさんご自身も愛飲してくださっている「いいちこ」への思いを語っていただきました。
一番リラックスできるのは、お酒を飲んでいる時間
―所属事務所の公式サイトには、「お酒が大大大好き!!!」と書かれていますね。
え! そんなことが書かれているんですか? 知らなかった(笑)。でも、昔からお酒が大好きなのは本当です。東京にいた頃は外食も好きだったので、おいしいご飯と一緒にお酒を楽しむことが何よりも好きでした。奄美大島に行ってからは、外食をする機会がほとんどなくなり自炊がメインになったので、家で飲んでいます。
―毎日の晩酌は欠かせないタイプですか?
できれば毎日したいですね。健康のことも気になるので適度に休肝日は設けていますが、いつも晩酌を楽しんでいた私の祖母はずっと元気だったし、お酒は飲み過ぎさえしなければ、健康的に楽しめるものだと思っています。
―Podcast番組『ハダカベヤ』でも、お酒を飲みながらさまざまなテーマについてお話しされていますね。お酒を交えることで、どんな効果があると感じていますか?
もともと飲み友達と始めたPodcastなので、「お酒」という要素は欠かせませんでした(笑)。ただ、女性の体の悩みや性の話とか、時事ネタのような少し話しづらいテーマについてざっくばらんにディスカッションしてみようという番組なので、お酒を飲むことによって、いつもよりリラックスしてしゃべれるんじゃないかなとは思っています。
―お酒を飲むと、気持ちがふわっと軽くなりますよね。
そうですね。自分が一番リラックスできているのも、お酒を飲んでいるときかもしれません。それから、友達と一緒にお酒を飲みながらくだらない話をしてケラケラ笑うと、明日からも頑張ろう!って気持ちになれるんですよね。
Profile
IMALU(いまる) 東京都出身。中学を卒業後、語学を学ぶためにカナダの高校へ留学し、帰国後にタレント活動を開始。テレビやラジオで活躍するほか、映画や音楽好きとしても知られており、イベントや配信ライブなどのMCやゲストとして参加するなどマルチな才能を持つ。また、保護犬猫シェルターに足を運び、ボランティアで保護活動にも参加している。2022年8月からは東京と奄美大島の二拠点生活をスタートし、その生活を綴ったエッセイ『都会っ子のデュアルライフ』を『FRaU the EARTH』で連載中。
奄美大島では、自然を楽しみながらお酒を飲む生活が当たり前
―東京と奄美大島の二拠点生活を始めたきっかけは?
もともと、若いうちは仕事を頑張って、落ち着いたら海の近くに住みたいという夢があったんです。でもあるとき、これからの仕事の仕方について改めて考えてみたら、いつかやろうと思っていたらずっとできないんじゃないかと思い始めて。そうして海沿いの物件を探し始めたのが、コロナ禍直前の2019年くらいでした。
始めはなかなかピンとくる場所が見つからなかったのですが、たまたま旅行で奄美大島へ行ってみたら、「ここだ!」と感じて。コロナ禍の影響でリモートワークも珍しくなくなってきたし、東京との直行便もあったので、二拠点生活も不可能ではないかなって。本当に直感的ではありましたが、一度チャレンジしてみることにしました。
―「ここだ!」と感じたのはどんなところだったのですか?
いい意味で観光地化していなくて、穴場っぽいところ。人も少ないし、何より海がすごく綺麗で。初めて行ったとき、誰もいないところで泳いでいたら普通にウミガメがいたんです。一緒に泳ぎながら、こんな素晴らしい場所が日本にあったんだと驚いたし、感動しました。あとは、島の人たちが本当に優しいところですね。これは住んでみて改めて実感しています。
―住み始めて1年以上が経ち、新たに感じた魅力や発見はありましたか?
夏休みや冬休みにはさすがに混むのではと予想していたんですけど、実際はいつもより少しだけ人が多いかなというくらいでした。渋滞もないし、空港も混まないし、本当に1年中快適です。あとはやっぱり暖かいから、10月末ぐらいまでは海に入れるのもうれしいですね。冬はもちろん寒くなるんですけど、東京に比べると10度ぐらい暖かい。私は寒いのが苦手なので、そこもプラスですね。
―奄美大島では家飲みがメインということでしたが、その理由は?
島には電車がなくて、タクシーもそんなに走っていないので、外でお酒を飲むとなると、車で行って運転代行で帰ることになるんです。そんな環境だったので、自然と家でお酒を楽しむようになりました。
島にいるときは基本的にリモートワークで、東京にいるときと比べるとスケジュールもゆったりしているから、日が沈んできたら夕陽を見ながらとりあえずビール、みたいな(笑)。夜には星を眺めたり、自然を楽しんだりしながらお酒を飲むことが当たり前になっていて、それがとっても幸せです。
―羨ましいくらい素敵なお酒の楽しみ方ですね!
友達のInstagramのストーリーズ(24時間で消える動画や写真)を見て、「みんな、まだ仕事中だ。ごめんね」なんて思いながら飲んでいます(笑)。
茶色いラベルの「いいちこ」は、私のおばあちゃんのお酒
―IMALUさんは、普段どんなお酒を飲んでいますか?
最近だと1杯目はビール、2杯目からは焼酎を飲むことが多いですね。好きなお酒はたくさんあるのですが、今一番飲んでいるのは焼酎かもしれません。
「いいちこ」もよく飲んでいます。私の祖母はいつも「いいちこ」を飲んでいたので、子どもの頃から馴染みがあって。お酒を飲める年になってからは自然と好きになりました。
―おばあさまが「いいちこ」がお好きだったのですね。
はい。私が子どもの頃、家事は一緒に暮らしていた祖母がやってくれていて、毎日朝から掃除をして洗濯をして料理をして…という感じで一日中働いていたんです。私と兄に夕飯を出したあと、やっと自分も食事をするのですが、そのときに必ず茶色いラベルの「いいちこ」を水割りかお湯割りにして飲んでいたんです。
―「いいちこシルエット」ですね。
そうそう。キッチンの隅には、常に2、3本くらいストックもありました。あとはときどき、青い瓶の「いいちこスーパー」を飲んでいましたね。物心が付いてからずっとその姿を見てきたので、“おばあちゃんの飲み物は「いいちこ」“という印象がありました。
祖母は普段は静かなのですが、ちょっと酔っ払うと饒舌になって。子どもの頃は「おばあちゃん、また酔っ払って~」なんて思っていましたが、大人になってからは「朝からずっと働いていたのだから、少しくらいお酒も飲みたくなるよね」って気が付きました。
―晩酌の時間は、働き者のおばあさまがようやく一息つける瞬間だったのですね。
はい、本当に働き者の祖母でした。祖母の1日の終わりには、必ず「いいちこ」がありました。私が大人になってから、何度か一緒に「いいちこ」で乾杯できたことは、すごくいい思い出です。
「いいちこ」は、濃いめのお茶でお茶割りにするのが好き
―IMALUさんご自身は、普段はどの「いいちこ」を飲まれていますか?
私は、コンビニでも手軽に買える「いいちこ25度」か「いいちこ20度」を飲んでいます。どちらもおいしいのであんまりこだわりがなくて、いつもお店に置いてある方を買っています(笑)。
―IMALUさんにとって、「いいちこ」の魅力とは?
やっぱり飲みやすさですね。スッと入ってくる感じがすごく好きです。水割りやソーダ割りなど、どんな飲み方でもおいしく飲めますが、私は特にお茶割りにして飲むのが好きです。
―お茶割りにするときのこだわりは?
こだわりと言うほどではないですが、抹茶っぽさが感じられるくらい濃いめのお茶で割るのが好きですね。ペットボトルのお茶を使ってももちろんおいしいのですが、よりお茶の風味を楽しむために、お茶っ葉を水出しして割り材にすることもあります。
―今年7月に放送されたフジロックの魅力を語るラジオ番組でも、「いいちこ」と緑茶でつくった緑茶ハイ‟いい茶こ“を飲まれていましたね。
はい。「いい茶こ」という名前はあのときに初めて聞いたのですが、すごくいいネーミングですよね。私もこれから使おうって思いました(笑)。
―そんなお茶割り好きのIMALUさんに、ぜひ試していただきたい飲み方があるんです。その名も『究極のお茶割り』です。
「究極」ってすごい。めちゃくちゃ楽しみです。(グラスを見ながら)飲んでもいいですか?
おいしい! とってもまろやかな味わいで、緑茶の香りもしっかり感じられます。「いいちこ」と緑茶がよくなじんでいて、スッと飲めますね。本当においしいです。食事と合わせるだけでなく、お酒をゆっくり味わいながら飲みたいときにもよさそう。これはいいことを知りました。今度、家でもつくってみます。
-そう言っていただけてうれしいです。最後に、IMALUさんにとって「いいちこ」とはどのような存在でしょうか?
「いいちこ」は、気持ちをほっとさせてくれる存在です。飲むとゆったりとオープンな気持ちになれるので、友達と久しぶりに集まったときや、おうちでのリラックスタイムには特に飲みたくなりますね。
そしてもちろん、祖母との大切な思い出の一つでもあります。祖母は5年前に亡くなったのですが、私にとって「いいちこ」と言えばやっぱり‟おばあちゃん“。今も「いいちこ」を見ると、大好きな祖母を思い出します。
※記事の情報は2023年11月24日時点のものです。
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