鶏のうまみがたっぷり詰まった「鶏皮」は、すっきりとした焼酎と相性抜群! 人気フードライターでコラムニストの白央篤司さんが、本格麦焼酎「いいちこ」にぴったりの鶏皮おつまみを5品教えてくれました。どれも格別においしい上に、短時間で作れるものばかり。おすすめの「いいちこ」とともに、ぜひ楽しんでみませんか?

白央篤司さん

教えてくれたのはこの方
白央篤司(はくおうあつし)さん
1975年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土食やローカルフード、「暮らしと食」をメインテーマに執筆。気張らずに作れる自炊を推奨している。『はじめての胃もたれ』(太田出版)、『台所をひらく』(大和書房)、『たまごかけご飯だって、立派な自炊です。』(家の光協会)など著書多数。

鶏皮のおつまみを、おいしく仕上げるポイントは?

焼いてよし、茹でてよし、と調理方法によってさまざまな食感が楽しめる「鶏皮」。鶏肉料理のレシピでは取り除かれることもありますが、せっかくならおいしいおつまみに変身させて、家飲みをさらに充実させるのはいかがでしょう?

白央さんいわく、鶏皮のおつまみをおいしく作るポイントは「脂を適度に落とすこと」。ほどよく脂を抜いておくことで味がなじみやすくなるだけでなく、仕上がりが脂っこくなりすぎず、最後までおいしくいただけます。

スーパーなどでまとめ買いをする場合、筒状(首回り)の皮が含まれていたり、脂身が多く付着していたりすることがあります。余裕があれば筒状のものは切り開いて平らにし、脂身は取り除いてあげると、火が均一に通り、さらにおいしく仕上がります。

鶏皮おつまみ①|鶏皮のトマトヤンニョム和え

鶏皮のトマトヤンニョム和え

1品目は韓国風の和え物。カリッと揚げ焼きにした鶏皮に、コチュジャンを使った甘辛いタレを絡めます。うまみたっぷりの鶏皮にほどよくジャンクな味付けがマッチ! 焼酎が進むこと請け合いです。

白央さん

鶏皮は脂をたっぷり含んでいるので、フッ素加工のフライパンの場合、油は引かなくてOK。出た脂はキッチンペーパーでふき取ってあげると、脂っこさが抑えられ、食べやすく仕上がりますよ。

材料

  • 鶏皮…150g

  • ミニトマト…2個

  • 細ねぎ…適量

  • (A)
  • ・コチュジャン…小さじ2/3

  • ・醤油…小さじ1と1/2

  • ・酢…小さじ1/2

作り方

  • 鶏皮は食べやすい大きさに切ります。
  • ミニトマトはみじん切りにして容器に入れ、(A)を加えてよく混ぜておきます。
  • フッ素加工のフライパンに1を並べて強めの中火で熱し、こんがりするまで3分程度焼きます。皮が丸まってきたら、フライ返しなどで押さえつけながら焼きますPoint1. 皮が丸まってきたら、フライ返しなどで押さえつけながら焼いてください
    焼き色の目安。出てきた脂はしっかりふき取りますPoint2. 焼き色の目安。出てきた脂はしっかりふき取りましょう
  • 返してさらに1分程度焼き、キッチンペーパーを敷いたバットなどに取り出します。フライパンの上で油を切るPoint. バットに移すときは、フライパンの上でさらに脂を切りましょう
  • 粗熱が取れたら2とよく和え、刻んだ細ねぎを散らしたら完成!

「鶏皮のトマトヤンニョム和え」には、かぼすスピリッツが爽やかに香る「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」を合わせるのがおすすめ!

「鶏皮のトマトヤンニョム和え」と「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」
白央さん

甘辛い味付けとトマトの適度な酸味が「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」の華やかな味わいにぴったり。口の中がシュワッとリセットされ、次の一口もおいしくいただけます。

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鶏皮おつまみ②|鶏皮のタイ風サラダ

鶏皮のタイ風サラダ

2品目はタイ風のサラダ。にんにくと一緒に炒めた鶏皮を、パクチーや紫玉ねぎといった爽やかな香味と和え、ナンプラーで仕上げます。香ばしいにんにくの香りとクセになる味付けが、食欲もお酒欲もそそります!

白央さん

うまみの強いナンプラーはコクのある鶏皮に負けず、上手に全体をまとめてくれます。紫玉ねぎに味がしみやすいので、口に運ぶときはぜひご一緒に。仕上げに好みでレモンを添えて、酸味と香りを足してください。辛くしたい方は生唐辛子を刻んで適量加えてもOK!

材料

  • 鶏皮…100g

  • 紫玉ねぎ…40g

  • パクチー…3~4茎

  • レモン…1/2個

  • ナンプラー…小さじ2

  • にんにく…半かけ

作り方

  • 鶏皮は食べやすい大きさに切り、にんにくは粗く刻みます。
  • フッ素加工のフライパンに鶏皮を入れて中火にかけ、全体が白っぽくなったらにんにくも加えて炒めます。
  • 鶏皮に茶色く焼きがつき、フチがこんがりしてきたら、キッチンペーパーでフライパン全体の油をふき取り、火を止めます。Point. 焼き色の目安
  • 紫玉ねぎはスライスし、パクチーは根を落として3cm幅に切ります。
  • 容器に3、4を入れてレモンを絞り、ナンプラーを加えて全体を和えたら完成!

「鶏皮のタイ風サラダ」には、まろやかな果実の風味が特長の「いいちこ20度」の炭酸割りと一緒にぜひどうぞ。

「鶏皮のタイ風サラダ」と「いいちこ20度」の炭酸割り
白央さん

すっきり軽やかに楽しめるシンプルな炭酸割りは、エスニックな「鶏皮のタイ風サラダ」と好相性。「いいちこ20度」のやさしい香りは、清涼感のあるパクチーや紫玉ねぎの香味とよくなじみます。

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鶏皮おつまみ③|鶏皮ときゅうりのレモン醤油和え

鶏皮ときゅうりのレモン醤油和え

3品目は、酸味のきいた和風の和え物。カリッと焼いた鶏皮に細切りにしたきゅうりとみょうがを合わせ、レモン醤油でさっぱりと仕上げます。たっぷりレモンの爽やかな風味が心地よく、カリカリ、シャキシャキと食感も楽しい一皿です。

白央さん

市販のポン酢でもよいですが、柑橘果汁と醤油を混ぜるだけで、より新鮮で本格的なおいしさに。自家製レモン醤油は作り方を覚えておくと、鍋物などにも応用できるのでおすすめです。

材料

  • 鶏皮…100g

  • きゅうり…40g

  • みょうが…1本

  • レモン…1/2個

  • 醤油…小さじ2

  • ごま油、いりごま…少々

作り方

  • 鶏皮は食べやすい大きさに切り、フッ素加工のフライパンに並べて強めの中火で熱し、こんがりするまで3分程度焼きます。
    Point1. 皮が丸まってきたら、フライ返しなどで押さえつけながら焼いてください
    Point2. 出てきた脂はしっかりふき取りましょう
  • 返してさらに1分程度焼き、キッチンペーパーを敷いたバットなどに取り出します。
    Point. バットに移すときは、フライパンの上でさらに脂を切りましょう
  • きゅうりは細切り、みょうがはななめにスライスしておきます。
  • ボウルに2、3、醤油を入れてレモンを絞り、ごま油といりごま少々をふって、よく和えたら完成!

「カリカリ鶏皮ときゅうりのレモン醤油和え」には、やわらかな琥珀色とリッチな味わいが特長の「いいちこスーパー」のロックがベストマッチ。

「カリカリ鶏皮ときゅうりのレモン醤油和え」と「いいちこスーパー」のロック
白央さん

おつまみの爽やかな酸味に、焼酎の豊かなコクと甘みがやさしく寄り添います。ちびちびと飲みながら食べると、レモンの風味と鶏皮のうまみがいっそう際立ち、おいしさが膨らみます!

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鶏皮おつまみ④|鶏皮のスイートチリマヨ添え

鶏皮のスイートチリマヨ添え

4品目は、カリカリの鶏皮をスイートチリマヨソースにディップして楽しむ手軽なおつまみ。ほどよい甘みとコクのあるソースはクセになる味わいで、うまみたっぷりの鶏皮とよくなじみます。スナック感覚で、ついつい手が止まらなくなってしまうかも!

白央さん

横に添えた生のきゅうりスライスは、口の中をさっぱりさせたいときにどうぞ。ディップソースは気分に合わせて量を調節しながら楽しんでみてください。

材料

  • 鶏皮…150g

  • きゅうり…30g程度

  • スイートチリソース、マヨネーズ…適量

作り方

  • 鶏皮は食べやすい大きさに切り、フッ素加工のフライパンに並べて強めの中火で熱し、こんがりするまで3分程度焼きます。
    Point1. 皮が丸まってきたら、フライ返しなどで押さえつけながら焼いてください
    Point2. 出てきた脂はしっかりふき取りましょう
  • 返してさらに1分程度焼き、キッチンペーパーを敷いたバットなどに取り出します。
    Point. バットに移すときは、フライパンの上でさらに脂を切りましょう
  • きゅうりはななめ切りにします。スイートチリソースとマヨネーズを2:1の割合で容器に入れて、よく混ぜます。
  • 2ときゅうりをうつわに盛り、スイートチリマヨソースを添えたら完成!

「鶏皮のスイートチリマヨ添え」には、シュワッと爽やかな「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」がぴったりです。

「鶏皮のスイートチリマヨ添え」と「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」
白央さん

まろやかでコクのあるおつまみに、キレのあるハイボールがよく合います。プシュッと開ければすぐ飲めるので、手軽に楽しみたいときにもうれしい組み合わせです。

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鶏皮おつまみ⑤|鶏皮の酢醤油和え

鶏皮の酢醤油和え

5品目は、酢醤油でさっぱり和えた和風のおつまみ。やわらかく茹でた鶏皮に、玉ねぎとおろししょうが、かいわれ菜を合わせます。酢醤油のほどよい酸味としょうがの風味がしみ込んだ、お酒を呼ぶ一皿です。

白央さん

鶏皮は茹でた後、キッチンペーパーで2回、水気と脂をふき取るのがポイント。かいわれ菜のピリッとした風味がお好きな方は、たっぷり刻んで混ぜ合わせてもおいしいですよ。

材料

  • 鶏皮…70g

  • 玉ねぎ…60g

  • かいわれ菜…少々

  • (A)
  • ・酢、醤油…小さじ2(酸味が苦手な方は、酢を少し減らしてもOK)

  • ・みりん…小さじ1

  • ・おろししょうが…小さじ1/4程度

作り方

  • 鍋に湯を沸かし、鶏皮を入れて5分茹で、ざるに上げます。
  • 玉ねぎをスライスします。粗熱が取れた鶏皮は、キッチンペーパーで2回ほど、軽く絞るようにして水気をふき取ります。2回目にふき取るときは、新しいキッチンペーパーを使いましょうPoint. 2回目にふき取るときは、新しいキッチンペーパーを使いましょう
  • ボウルに2、(A)を入れてよく和え、うつわに盛ります。刻んだかいわれ菜少々を添えたら完成です!

「鶏皮の酢醤油和え」のお供には、大麦麹だけを使って贅沢に醸された「いいちこフラスコボトル」のお湯割りがぴったりです。

「鶏皮の酢醤油和え」と「いいちこフラスコボトル」のお湯割り
白央さん

しみじみ味わいたいおつまみなので、お湯割りで麦焼酎の香りを感じながら、ゆったりと楽しむのがおすすめ。そのほかに、甘い香りが特長の「いいちこスペシャル」もよく合いますよ。

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和風から韓国風、エスニックまで、気分に合わせて幅広い味付けで楽しめる「鶏皮」。今回ご紹介したおつまみは、どれもパパッと作れるのに、お店で出てくるようなとびきりのおいしさです。自宅でできたてを味わえば、家飲みの満足度があがること間違いなし。さっそく今夜は鶏皮おつまみと「いいちこ」で、充実の家飲みを楽しんでみませんか?

※記事の情報は2024年11月15日時点のものです。