「いいちこ」を愛して止まず、周囲にすすめることも多いという声優の谷山紀章さん。かつてはビール党だった谷山さんが「いいちこアンバサダー」に認定されるほどの大ファンになった経緯や、毎日飲んでも飽きないという「いいちこ」の楽しみ方などをお話しいただきました。

のんびり過ごすオフに飲むのは「いいちこ」一択!

―普段、谷山さんはどのくらいの頻度で、どんな風にお酒を楽しんでいらっしゃいますか?

もう隙あらばに近いです(笑)。外で飲むのも好きですけれど、自宅でのんびり飲むのも大好き。うちの窓がわりと大きくて、視界を妨げる高層建築物もないから、天気の良い日は富士山も見えるんです。オフの日は、そこで読書をしながら過ごすのが大好きなんですよね。そんなときに飲むのは、「いいちこ」一択。ゆったり「いいちこ」を飲んでいると、本当に幸福感があります。

いいちこと谷山紀章さん

Profile
谷山紀章(たにやま きしょう) 山口県出身。賢プロダクション所属。1996年に声優デビュー。代表作は、「文豪ストレイドッグス」(中原中也役)、「うたの☆プリンスさまっ♪」(四ノ宮那月役)、「進撃の巨人」(ジャン・キルシュタイン役)など。2005年からは飯塚昌明(e-ZUKA)との音楽ユニット『GRANRODEO』でも活動を開始。KISHOW名義で、ボーカルと作詞を担当している。

―「いいちこ」をどのようにして飲むのが特にお好きですか?

自宅には「いいちこタンク」と呼んでいる「いいちこ」だけを注ぎ足していく4リットル強のサーバーがあるんです。そこから、愛用の専用タンブラーに「いいちこ」を注ぎ、レモンフレーバーの炭酸水で割って飲んでいます。

―専用タンブラーとは?

金属加工で有名な新潟の燕三条製のタンブラーを5、6年、愛用しています。炭酸水で割った「いいちこ」をそのタンブラーで飲むと、まろみが違うんですよ。

―「いいちこ」を飲むときは、途中で飲み方を変えたりするのですか?

「いいちこ」とレモンフレーバーの炭酸水があれば、それだけでOK。炭酸水で割って、スライスしたかぼすを入れるのも大好きですけどね。ただ、僕が炭酸割りをするのは、スタンダードな「いいちこ20度」か「いいちこ25度」だけ。「いいちこフラスコボトル」や「いいちこスペシャル」とかのプレミアム系を飲むときはロックです。

―ちなみに「いいちこ20度」と「いいちこ25度」、どちらがお好きですか?

すごく難しいですが、どっちかと言えば「いいちこ20度」ですね。とはいっても、味はどちらも本当に好きで、20度のパックの色味が好きだから、ついつい黄色いキャップの方を手に取ってしまう(笑)。それに、自宅の「いいちこ」タンクは、20度が入ってるところに、25度を継ぎ足したりもするから、世界でここにしかない配合の「いいちこ」があるんです。さらに、そこに同じ三和酒類さんの「西の星」を混ぜることもあります。ちょっと邪道ですが、それも素敵な味になる。三和酒類の精鋭が勢揃いみたいな(笑)。さすがに、プレミアム系は混ぜないですけどね。

いいちこ20度のキャップをつまむ谷山紀章さん

―プレミアムタイプの「いいちこ」で特に印象的なものはありますか?

「いいちこフラスコボトル」はびっくりしました。ロックで飲むと、すごく「いいちこ」のよさが出てる気がします。デザインもいいし、いただき物としてもうれしいですよね。「いいちこスペシャル」は、ウイスキーに近い感じで面白い。他の「いいちこ」もいろいろと飲んだことはありますが、どれもおいしい。さすが「いいちこ」だなってなります。

「いいちこ」を我慢しなきゃいけない人生は嫌ですね(笑)

―お仕事で忙しかった日の終わりも、やっぱり「いいちこ」ですか?

もちろんです。ちょっと気持ちよくなるまで飲んで眠ると、次の日にスッキリ起きられる。「いいちこ」は、僕の体質にも合ってるのか、翌朝、悪残りしないんです。だから、次の日がライブの本番であろうが、大切なアフレコの仕事であろうが、「いいちこ」を飲んで寝ると調子がいい。もちろん、酒量には気をつけますが、「いいちこ」を飲んで気持ちよく寝る「いいちこ」生活が仕事の秘訣というか、精神的にも身体的にも一番いいコンディションを作ってくれます。

いいちこの魅力を語る谷山紀章さん

―1月に発売した初写真集「KROSS OVER」では、セクシーな肉体美も披露されています。さすがに、写真集の撮影時期には、お酒をセーブしたりしたのでは?

いえ、いつも通りの生活でした。たぶん、あのレベルの肌の露出がある写真集を出した人で、ここまで何もしなかったのは、僕が初めてだと思います(笑)。一応、普段から食事の時間帯だけは気を付けていて、シメのラーメンも我慢します。でも、その程度です。写真集を撮ると決まってからも「いいちこ」を我慢したことはありません。何かを成し遂げるためには、何かを我慢する必要がある場合もありますが、「いいちこ」を我慢しなきゃならない人生は嫌ですね。僕は我慢しないです(笑)。

―そこまで「いいちこ」を大好きになったのは、いつ頃で、どんなきっかけがあったのですか?

きっかけは「痛い風」と書く病気の症状が出たことです(笑)。忘れもしない2014年の8月17日、我々のバンド(GRANRODEO)が京都でライブをすることになって、前日から京都のホテルに泊まっていたんです。そうしたら、翌朝、足にとんでもない激痛が走ったんですよ。後日、病院に行ったら「プリン体は控えた方がよい」という診断を受けました。

それまで大のビール党だったから、かなり絶望的な気持ちになったのですが、知人から「焼酎はプリン体が含まれないらしいよ」と教わって。その方がなぜかは分からないのですが、炭酸水で割った「いいちこ」をすすめてくれたんです。そんな感じで「いいちこ」を飲みはじめたら、僕の体にすごく合ってたみたいで、「これいいじゃん! 『いいちこ』すげえ!」って大好きになりました。

所属している事務所も「いいちこ」に染まりつつある

―2018年には「いいちこアンバサダー」にも認定されました。

大分にある三和酒類さんの「いいちこ日田蒸留所」に、動画(「TAKE ME TO THE OH!ITA ~谷山紀章のロックな休日2~」)の撮影でお邪魔したとき、サプライズ的に認定していただいたので本当に驚きました。認定証は、今もベッドルームの一番いい場所に飾っています。

―「いいちこアンバサダー」として、心がけていることはありますか?

毎日のように、大好きな「いいちこ」を飲むことですね。

―認定前と何も変わらないと(笑)。

はい(笑)。でも、僕が「いいちこ、いいちこ」と言いまくってるものだから、周りにもかなり影響が出てきていて。僕が所属している声優事務所「賢プロダクション」自体が「いいちこ」に染まりつつあります(笑)。

―「いいちこ」ファンが増えているのですか?

そうなんですよ。しかも、先ほどお話しした、「いいちこ20度」か「いいちこ25度」を炭酸水で割ったものを「賢プロハイ」って呼びはじめてるみたいです。そこは事務所じゃなくて、俺の名前をつけるべきだろって気もするんですけど(笑)。アンバサダーとしての務めは果たせているかな。

「いいちこ下町のハイボール」を飲むの谷山紀章さん

―お酒は飲めるけど、あまり意識して焼酎を飲んだことはないという人には、どんな風に「いいちこ」をすすめますか?

うちに来てもらったら、絶対に「いいちこ」の炭酸割りを出すので、それを飲んでもらえば「ほら、飲みやすいでしょ?」ってなります。だから、缶の「いいちこ下町のハイボール」が発売されたときには、「三和酒類さん、こういうのを待ってました!」って思いました。手軽で、若い人もより手に取りやすいですよね。

―「いいちこ下町のハイボール」は、去年の9月にリニューアルされ、かぼすスピリッツの入った「いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND」は、アルコール度数が7%から6%に変わりました。

7%のときもおいしかったのですが、勝手なことを言えば、もう少しポップな味の方がより好みかなとは思っていたんです。だから、リニューアルでさらに自分好みになって、ライト層にもますます飲みやすくなったと思います。

いいちこ下町のハイボール REGULAR BLEND

お酒は付き合い方や距離感さえ間違えなければ、人生を豊かにする

―谷山さんのファンの間でも「いいちこ」人気が広まっているのでは?

SNSとかで「紀章さんの影響で『いいちこ』飲むようになりました」とか「今から『いいちこ』女子会やります」とか書いてるのを見るとうれしいし、「俺も混ぜろ!」って思います(笑)。「いいちこ」に限った話ではないですが、お酒って付き合い方や距離感さえ間違えなければ、非常に人生を豊かにするもの。人生を豊かにする一助としての距離感でお酒と付き合えるのは素敵だと思うし、僕がそのきっかけの一つになれたのであれば、うれしいですよね。

―ファンの方に「いいちこ」を広めるという意味では、昨年9月にブルーノート東京で開催されたライブ「GRANRODEO Live Session “Rodeo Note” vol. 2」で販売されたオリジナルカクテルも「いいちこ」を使ったカクテルだったそうですね。

ブルーノートさんから、公演限定のオリジナルカクテルを出したいから、何かイメージがあればと聞かれて、迷わず「『いいちこ』を使ってください」と伝えました。あと、ホワイトラムも好きだから、その二つを使ったおいしいカクテルを考えていただいたんです。

谷山紀章さんインタビュー

―「いいちこ」も缶の商品を発売したりと新たな挑戦をしていますが、谷山さんは声優や歌手としての活動の中で、「ここは変えない」と大事にしていることと、新たに挑戦し変化していくことのバランスについては、どのようにお考えですか?

実は僕って受け身な人間で、「プレイヤー」という意識が強いんですよ。だから、人から望まれて、面白がってもらえてなんぼみたいなところがある。でも、そうやって面白がってもらえるためには、表現者としてずっと魅力的でなきゃいけない。考えてみると、常に魅力的であろうとするのも、ある種のチャレンジかもしれないですよね。ちょっと強引ですけど(笑)。

変わらない基本は、自分の声を使った表現で、どれだけ認められるかということ。アニメ、吹き替え、朗読、ナレーション、何でもいいんですけど声優としての表現と、ボーカリストとしての表現。この二つは死ぬまで追求していくことだし、絶対的な一生のライフワークです。

―最後の質問になるのですが、谷山さんにとって、「いいちこ」とは、どんな存在ですか?

バディかな。本当に「いいちこ」くんが常に寄り添っていてくれないと困る(笑)。「いいちこ」を毎日、おいしく飲み続けるためにも距離感を大事にしていきたいですね。お酒も、友達とか恋人と一緒かも。近すぎるとケンカして離れていったりもしますし(笑)。

―では、今の谷山さんは、「いいちこ」とすごく良い距離感で付き合えてるわけですね。

そうだと思います。こうやって飲んでばかりいるという話をすると、心配してくださる方も多いのですが、ちゃんとドクトルとも相談してるし、いろいろな数値もチェックしていますので、ご安心ください(笑)。今は、きちんと数値化された距離感で、「あ、このくらいだったら、『いいちこ』は離れていかないんだな」っていう適切な形のお付き合いをしています(笑)。そうやって、これからも人生のバディ「いいちこ」と長く楽しく一緒に過ごしていきたいですね。

いいちこと谷山紀章さん

※記事の情報は2023年3月22日時点のものです。