2019年の「M-1グランプリ」でブレイクし、一躍大人気お笑いコンビとなったぺこぱ。2024年3月に行われたイベント「いい茶こ 桜ステーション」では1日店長&副店長を務め、普段から「いいちこ」を愛飲しているというお二人に、「いいちこ」の緑茶ハイ「いい茶こ」の印象やこれからの展望について語っていただきました。

ぺこぱと「いい茶こ」の共通点は“まぁるい”ところ

―今年3月の「いい茶こ 桜ステーション」のオープニングセレモニーに、1日店長&副店長として参加されたときのご感想を教えてください。

松陰寺:セレモニーは午前中だったのですが、早い時間からお酒が飲めるなんて、最高のお仕事だなと思いました(笑)。

―JR両国駅の幻の3番線ホームで、桜を見ながら「いいちこ」の緑茶ハイ「いい茶こ」が楽しめるイベントでしたね。

松陰寺:イベントでは我々も、水出し緑茶のティーバッグを使った「いい茶こ」を作ったんですけど、それがおいしくて。おかわりして飲んだ覚えがあります。

シュウペイ:あの日は、衣装として着物を着せてもらったんです。これから新しい年度に向かっていくぞという時期だったので、着物で少し引き締まった気持ちになりつつも、おいしい「いい茶こ」を飲みながらだったのですごくリラックスできましたね。お仕事なんだけどまるで花見気分というか…楽しいイベントだったなって印象に残っています。

ぺこぱの松陰寺太勇さんとシュウペイさん

Profile
ぺこぱ (左)シュウペイ  1987年7月16日生まれ、神奈川県出身。(右)松陰寺太勇(しょういんじ・たいゆう)1983年11月9日生まれ、山口県出身。2008年コンビ結成。2019年元日の「ぐるナイ おもしろ荘」(日本テレビ系)で優勝。「M-1グランプリ2019」(朝日放送テレビ・テレビ朝日系)では初の決勝進出を果たし、シュウペイの自由奔放なボケをツッコミの松陰寺が否定せず受け入れていく「全肯定漫才」は、新しいスタイルの笑いとして注目を集めた。現在、数々のバラエティ番組に出演中。

―お二人が1日店長&副店長に選ばれたのは、ぺこぱの持ち味である全肯定漫才と、「いいちこ」と緑茶が調和した「まぁるい緑茶ハイ・いい茶こ」の世界観がマッチしているからだったそうですね。それを聞いて、どう思われましたか?

松陰寺:イベントのときにシュウペイが「このために(全肯定漫才を)やってきた」と言っていましたが、僕もまったく同感です。「ついに来たか!」って感じでした。

シュウペイ:我々も、まぁるい「いい茶こ」と同じで角がないですから。よく見つけてくださったなと思いました。「いいちこ」は誰もが知っているお酒なので、すごく嬉しいし、ありがたかったです。

松陰寺:僕らよりも大人気ですからね。

シュウペイ:フィールドは違いますけどね(笑)。

―本日はお二人に、市販されている緑茶を使った、さらにシンプルな「いい茶こ」をご用意しました。

「いい茶こ」を飲む松陰寺さん
「いい茶こ」を飲むシュウペイさん

松陰寺シュウペイ:おいしい! イベントで作ったのもおいしかったけど、こうして手軽に楽しめるバージョンがあるのもいいですね。

―ここからは「いい茶こ」を飲みながら、リラックスしてお話しいただければと思います。ちなみに、イベントよりも前に「いい茶こ」を飲んだことはありましたか?

松陰寺:僕、本当にお金がなかった頃から「いいちこ」にはお世話になっていて。麦茶とか水道水とかいろんな物で割って飲んでいたんですけど、緑茶で割ったことはなかったんです。だからイベントで初めて「いい茶こ」を飲んだときは、めちゃくちゃおいしくて感動しましたね。

シュウペイ:僕は昔から「いいちこ」の緑茶割りを飲んできたので、なじみはありました。でも、水出し緑茶のティーバッグを使ったのはあのときが初めて。すっきり飲めるし、「いいちこ」の香りもお茶の風味もさらに引き立って、すごくいいなと思いました。

松陰寺:そういえばあのイベントの後、緑茶と桜の葉と花を合わせた「桜の緑茶」をいただく機会があったのでそれを使った「いい茶こ」を作ってみたんですけど、めっちゃうまかったです。どんなお茶でも合いそうなので、これからも色々試してみたいですね。

「いい茶こ」で乾杯するぺこぱのお二人

お酒は、どんな気持ちにも寄り添ってくれる存在

―普段はどんな風にお酒を楽しまれているのですか?

松陰寺:僕は毎日家で晩酌しています。親もそうしていたから、大人はそういうものだと思って育ちました(笑)。最近は、娘がご飯を食べているのを見ながら飲むのが幸せです。

シュウペイ:僕は家ではあまり飲まないんですが、週に2、3回、友達と食事に行ったときに楽しんでいますね。いいリフレッシュになっています。

―お二人が、特にお酒を飲みたくなる瞬間はありますか?

松陰寺:いいことがあったときも、そうでないときも飲みたくなりますよ。

シュウペイ:「今日はウケたぞ!」って日に飲むお酒はもちろんおいしいですが、「今日のスベり方まじでやばかったな」って日にも、癒してくれますもんね(笑)。

松陰寺:どんな瞬間にも寄り添ってくれますからね。すごいよな、お酒って。

―ちなみに、お二人でお酒を飲むこともあるんでしょうか?

シュウペイ:二人はなかなかないよね。昔はよく行ってたけど。今は打ち上げとか、地方にロケで行ったときなんかにみんなで飲むくらい。

松陰寺:今は仕事でずっと一緒にいますからね。二人で飲みに行くのは、5年に1回くらいでいいんじゃない?

シュウペイ:いや、多いなぁ(笑)。

松陰寺:なんでよ。オリンピックより少ないのに(笑)。

冗談を言うシュウペイさんと笑う松陰寺さん

「いいちこ」はどう飲んだっておいしい!

―昔から「いいちこ」を飲んでくださっていたということですが、それは今も変わらずですか?

松陰寺:はい。今も家に「いいちこ」はストックしてあるのでよく飲みますよ。

シュウペイ:僕もよく行くお店に「いいちこ25度」が置いてあるので、数人で行ったときにはボトルで注文して飲んでいます。

―「いいちこ」に合わせるお気に入りのおつまみはありますか?

シュウペイ:僕は焼き鳥と合わせるのが好きですね。確実にうまいです。

松陰寺:「いいちこ」は喉ごしがよくてすっきりしているので、スナック菓子にもよく合いますよね。口の中がリセットされる感じがいい。

―ここで少々無茶振りなのですが、「いいちこ」をぺこぱ流に全肯定していただいてもよろしいでしょうか…?

松陰寺:そうですね…。

「いいちこ25度」を手にしばし考える松陰寺さん

松陰寺:「『いいちこ』ってどうやって飲めばいいの?」ってたまに聞くけど、「いいちこ」はどうやって飲んでもいい。それが魅力だ。

「いいちこ」を全肯定してくれた松陰寺さん

―素晴らしい! ありがとうございます!

松陰寺:本当に、どんな飲み方でも、何と合わせてもうまいですから。

シュウペイ:飲みやすさ抜群だから、みんなで楽しめますよね。子どものころからよくラベルを見てきたなじみのあるお酒ですけど、大人になった今、改めて魅力を感じます。

あの頃の紆余曲折も、必要な遠回りだった

―お酒と言えば、お二人の出会いも居酒屋だったそうですね。

松陰寺:僕がアルバイトをしていた居酒屋に、シュウペイが入ってきたんです。

―バイトの先輩後輩として出会って、すぐに仲良くなったのですか?

松陰寺:そうですね。ある日洗い場で、雑誌でしか見たことのないようなギャル男が全力で皿を洗っていて、それがシュウペイだったんです。洗い場はキッチンの端っこだったので薄暗かったんですが、シュウペイが洗っているときだけ明るく見えて。それで、会った初日に話しかけたのを覚えています。

―シュウペイさんは、松陰寺さんにどんな印象を持ちましたか?

シュウペイ:当時、松陰寺さんはすでにピン芸人として活動していたので、一緒に働けたらラッキーみたいなレアキャラの先輩でした。誰かが「ギャグやってよ」って言ったら盛り上げてくれて。面白くて、いい先輩って印象でしたね。

松陰寺:その割に、シュウペイ全然笑ってなかったけどな(笑)。

―2008年にコンビを結成してから2019年に「全肯定漫才」でブレイクするまで、さまざまなスタイルに挑戦していたそうですね。

松陰寺:色々やりましたね。今となっては必要な遠回りだったようにも思いますが…もっと真剣にお笑いと向き合っていたら、もうちょっと早く売れていたかなとも思います。

シュウペイ:でもそれって難しいところなんですよね。芸人をやっているうちに分かってきたことなんですが、例えば、25歳と30歳が同じことをやったら、30歳のちょっと年取っている方が面白いんですよ。

松陰寺:それはめっちゃある。僕が若くてシュッとしていた頃に、このキャラで頭を振っていても悲壮感がないんだよね。でも、36歳であんなことやっていたら、なんか可哀想になってくるでしょ。

インタビューに答えるぺこぱのお二人

―その「なんか可哀想」が笑いに繋がるわけですね。

シュウペイ:ブレイクしたとき、相方が36歳で僕が32歳だったんですけど、二人ともそのくらいの年がちょうどよかったのかなって。たまに2019年の「M-1グランプリ」を観て振り返るんですけど、「うわー、この人たち売れなさそうだけど必死だな」って感じが面白いんですよ(笑)。

「いいちこ」先輩と同じくらい、長く愛される存在に

―あの頃のお二人のように、いま頑張っている人たちにメッセージを送るとしたら、どんなことを伝えたいですか?

松陰寺:我々も何かを成し遂げたわけでもないから偉そうなこと言えないですけど…、シュウペイはどう?

シュウペイ:何かの結果を出したかったら、まずは一歩踏み出して、自分がどこまでやれるかを試してみてほしいです。別にどんな結果になってもいいんですよ。謙虚な方だったり、自信がなかったりするとなかなか前に出られないかもしれないけど、あなたの代わりはあなたしかいないから。この人生を無駄にしないでほしいと思います。

今、頑張っている人にメッセージを送るシュウペイさん

松陰寺:これ「情熱大陸」ですか(笑)。

シュウペイ:やらない後悔とやった後悔を比べたら、やらない後悔の方が絶対に残るので。もしうまくいかなくて傷ついたら、「いいちこ」を飲んで癒されましょう(笑)。

―ありがとうございます。最後に、これからのぺこぱが目指す姿について教えてください。

シュウペイ:僕らは今年で芸歴が16年目になるんですけど、「いいちこ」は発売から40年以上も経ってなお、愛され続けているじゃないですか。我々も「いいちこ」のように長く人気者になれるように頑張りたいですね。

松陰寺:「いいちこ」先輩だな。

シュウペイ:そうそう。「いいちこ」先輩と同じくらい長く愛される存在になりたいです。それが野望です。

「いいちこ」を手に笑い合うぺこぱのお二人

※記事の情報は2024年6月28日時点のものです。