家飲み需要増で「いいちこ」の飲まれ方はどう変わった？

コロナ禍で家飲み需要が増えたと言われています。そのなかで「いいちこ」の飲まれ方はどのように変化したのでしょうか？　データから読み解きます。

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本当に家飲み需要は増加している？
【ID-POS分析①】「いいちこ」定番商品の購入者に変化はあった？
【ID-POS分析②】「いいちこ」定番商品と併売されたドリンクに変化は？
【検索ワード分析】Googleの検索キーワードからみる「いいちこ」へのニーズの変化は？
自在に組み合わせが楽しめる！「いいちこの楽しみ方」提案

本当に家飲み需要は増加している？

実感としても外食が減って家飲みの機会が増えたと感じる方は多いと思いますが、実際はどうなのでしょうか？　

2020年3～5月を対象に約1万人にアンケートをとった調査データでは、およそ7割の人が「家にいる時間が増えた」と回答しています。

■2020年3～5月頃に家にいた時間の変化

調査対象：「MyVoice」のアンケートモニター
調査方法：インターネット調査（ネットリサーチ）
調査時期：2020年06月01日～06月05日
回答者数：10,301名
調査機関：マイボイスコム株式会社

同じ調査の「この期間に購入したもの」という項目では1位「インスタント食品、冷凍食品、レトルト食品など」、2位「その他食品・食材」に続いて、「お酒・アルコール飲料」と回答した人が14.4％で第3位。「支出額が増えたもの」という項目では1位「食料品」、2位「菓子・デザート類」、3位「公共料金（水道・ガス・電気など）」に続いて、「アルコール類」が12.5％で第4位という結果となっています。

また、総務省統計局の家計調査によると、1家庭当たりの酒類支出金額がここ数年ずっと減少傾向でしたが、2020年は前年と比べて5556円もアップ。焼酎も613円アップしています。

出典：総務省統計局ホームページ（https://www.stat.go.jp/data/kakei/longtime/index.html）

【ID-POS分析①】「いいちこ」定番商品の購入者に変化はあった？

では、そんな家飲み需要が増えている状況の中、「いいちこ」定番商品の購入者層に変化はあったのでしょうか？　

感染者増大期の購入者の性別、年代を比較してみると、男女比は大きな変化はないものの、年代では70代以上の買物指数が減少し、20～40代の増加が見られました。

出典：True Dataスーパーマーケットパネル（全国）
分析対象商品：いいちこ25度,いいちこ20度
集計期間：2019年4月/2020年4月,2019年8月/2020年8月,2020年1月/2021年1月

このことから、コロナ禍で家飲みの需要が増えるとともに、さらにこのタイミングで若い世代の家飲みのお供に「いいちこ」を選択する人が増えたと言えます。ではこの世代は、どのように「いいちこ」を飲んでいたのでしょうか？

【ID-POS分析②】「いいちこ」定番商品と併売されたドリンクに変化は？

同じくスーパーマーケットで「いいちこ」定番商品と併売された飲料を見てみてみると、前年と比べて併売率が特に高い（併売率110％以上）4つのカテゴリーがありました。
・野菜ジュースや果汁100%飲料
・大きい容量の炭酸水
・多様かつ大きい容量のお茶
・無糖コーヒー飲料
水割りやロックと言った定番の飲み方以外を、実際にご家庭でお楽しみいただいている可能性があります。

■「いいちこ」定番商品との併売率が上昇した飲料カテゴリー