2024年7月末に苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK FESTIVAL’24に、今年も「いいちこ」ブースが出店! この記事では、当日のブースの様子やお客さまの声をレポートするほか、初回から現在まで出店に携わる三和酒類株式会社の幡手剛さんに、フジロックへの思いを聞きました。
今年で5回目の出店! 「いいちこ」 in FUJI ROCK FESTIVAL’24
7月26日(金)から28日(日)にかけて、新潟県の苗場スキー場で開催されたFUJI ROCK FESTIVAL’24。25回目を迎えた今年は、前夜祭からの4日間で9万6千人が来場。国内外200組を超えるアーティストによるライブや深夜の映画上映、サーカスなど、さまざまなアクティビティが行われました。
「いいちこ」ブースが出店したのは、「RED MARQUEE」のすぐ近くにあるフードエリアOASIS。ブースの周辺では、常に音楽が鳴り響いていました。
今年のフジロックで提供された「いいちこ」は、以下の4商品!
山あいに位置するフジロックの会場は、天気のよい昼間は暑く、夜や雨が降った後には長袖が必要なほど冷え込みます。アイスもホットも楽しめる「いいちこ」のドリンクは、寒暖差の激しい山の気候にもぴったりでした。
さらに、ドリンクを飲んだあとの紙コップをブースに持って行くと、ストップウォッチを使ったゲーム「STOP the 11.15(いいちこ) FESTIVAL」にも参加することができました。
なんとこちらのゲーム、「いいちこ」だけでなく、他のブースで買ったドリンクの紙コップを持って行っても参加OK! 回収された紙コップは、翌年のフジロックで使われるトイレットペーパーに生まれ変わるのだそう。楽しみながら、環境を守る活動にも貢献できます。
「いいちこ」ブースを訪れた方にインタビュー!
ここからは、当日「いいちこ」ブースを訪れた方の声を紹介します。
まずは、仲よし3人組のピースさん(グループ名)。京都のユースホステルで働いていたときのお友達同士だそうで、この日は東京、埼玉、京都から集まったとのこと。
「普段は焼酎をあまり飲まないので、ここに来て『いいちこ』のいろいろな飲み方を知ることができました。『梅ちこ』には梅干しが丸々入っているんですね。すっきりしていておいしいです!」と、素敵なコメントをいただきました。
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続いては、中国から参加のJiahoeさんとEttyさん。
「『いいちこ』は中国でも有名なお酒なので、今日も飲みに来ました。中国でもよく飲んでいるし、日本に遊びに来たときも居酒屋で飲んでいます。自然の中で飲むと、より一層爽やかに感じますね!」とにっこり。
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カラフルなバンダナ姿がまぶしい、チーム和歌山さん(グループ名)。
「僕が麦焼酎好きで、『いいちこ』を見かけたので飲みに来ました! 普段は、『いいちこ』の炭酸割りにカットレモンを入れて楽しんでいます」
「フジロックには初めて参加しましたが、自然が気持ちいいですね。すっきりした『いいちこ』は、開放的なフジロックの雰囲気にもぴったり!」
雄大な山々をバックに素敵なポーズを決めてくれました。
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お次はなんと、「いいちこ」ブースの列に並んでいる間に仲よくなったという、いいちこ45さん(グループ名)。
「普段から『いいちこ』を飲んでいるので、いつもの味がここでも楽しめるのはうれしい。『いい茶こ』のような、炭酸が苦手でもおいしく飲めるメニューがあるのもありがたいです」とのこと。思い思いのポーズでパチリ!
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続いては、関西から参加のACHROMAさん(グループ名)。「いいちこ」ブースには毎年来ているのだそう!
「『いいちこ』はクセがなく、好きな飲み物で割ってみんなで楽しめるので、キャンプするときにもよく持って行きますよ。自然の中で飲むと、すっきりしてよりおいしく感じますよね」と、クールにキメてくれました。
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こちらは、「STOP the 11.15 FESTIVAL」に参加するために「いいちこ」ブースを訪れたというまぐろさん(グループ名)。
「『いいちこ』ブースには毎年来ています。今年もすでに何回も来ているので、メニューは全種類制覇しました。家でも、Instagramを見ながら『いいちこ』のおいしい飲み方を真似したりしてるんですよ」
「クーラーの効いた部屋で飲むのもおいしいですが、暑い中、外で飲む『いいちこ』の味は格別です!」
「『STOP the 11.15 FESTIVAL』にも毎年挑戦していて、去年は全員前掛けが当たるまで挑戦したんですよ。『いいちこ』グッズを手に入れたくて、紙コップは意地でも回収するようになりましたね(笑)」
今回も、見事に景品をゲットしていました!
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同じく、「STOP the 11.15 FESTIVAL」に参加しに来たという仲よしファミリーの松村家さん(グループ名)。
「J-WAVEのラジオ番組で「STOP the 11.15 FESTIVAL」の存在を知って、家で練習をしてから来ました!」と意気込みはばっちり。
お父さんが飲み干した紙コップで、娘さんが挑戦すると…
「また挑戦します!」と爽やかな笑顔を向けてくれました。
「いいちこ」ブース出店の立役者に聞く、フジロック参加秘話
今回は5度目の出店ということもあってか、ブースにはリピーターの方もたくさん訪れ、「いいちこ」がフジロックの場になじんできているようにも感じられました。
そんな「いいちこ」が、フジロックに参加することに決めたきっかけは何だったのでしょうか? 2018年の初回から出店に携わる三和酒類株式会社の執行役員・幡手剛さんに、そのときの経緯や思いについて聞きました。
この方にお聞きしました
三和酒類株式会社 執行役員
幡手剛(はたでつよし)さん
入社後、焼酎づくりから品質管理、営業まで幅広い経験を積み、現在は焼酎事業をメインに、商品ブランディングや調査・広告・広報業務も兼務。特技はドイツ製スーツケースの修理。最近ハマっているのはアンチエイジング。また「別府アンバサダー」と名乗り、県外のお客様に地元食や温泉を案内し、大分の魅力を広める活動も。
―2018年に、「いいちこ」がフジロックに初出店を決めたきっかけについて教えてください。
当時、三和酒類では新しいお客さまとのタッチポイントを作るための方法を模索していて、その中で出てきたキーワードが「音楽」だったんです。
もともと、地域の音楽系の野外イベントには出店していて、音楽のある場所とお酒との相性がよいというのは感覚的にわかっていました。そういった場所で飲むお酒って、やっぱり少し特別じゃないですか。日常からちょっと外れたところで飲むことによって、豊かな時間がさらに広がっていくというか。実際、その場にいるお客さまがすごく楽しそうにしている様子を見てきたので、その経験が「野外フェス(フジロック)」というアイデアにつながりました。
―さまざまなフェスがある中で、なぜフジロックだったのでしょうか?
「いいちこ」はこれまで、“お酒を通して楽しい時間、豊かな時間を提供する”というのをとても大切にしてきました。ただ酔えればそれでいいというのではなく、その場の音や香り、温度まで、五感を使って楽しむ。フジロックの持つ空気感は、当社が大切にしてきたテーマにすごく近いと感じました。
フジロックって来てみるとわかるんですが、自然と音楽にあふれていて開放感はありつつも、節度はきちんと守られているんですよ。ここなら、三和酒類が大事にしてきたお酒の飲み方が体現できると思ったんです。
ただ、社内での参加に対するハードルは高かったですね。当時は、社内での音楽フェスに対する認識が統一されていませんでした。多くの社員にとって、国内最大の音楽フェスであるフジロックでさえ馴染みのないイベントだったんです。でもせっかくチャンスをもらったし、このタイミングでやらなければこの先もずっとできないだろうと思って、やや強行突破に近いかたちで参加しました(笑)。そして、経営陣には実際に会場の様子を見てもらうことにしたんです。
―反応はいかがでしたか?
おかげさまで初日から、「いいちこ」ブースにはたくさんの方が来てくださいました。お客さまも働く人もみんなが笑顔で、楽しい空気の中「いいちこ」が次々と売れていく。そして私自身驚いたんですが、20~30代の若い人たちも「おいしい、おいしい」って言いながら「いいちこ」を飲んでくれていたんですよ。正直、若い人は焼酎を飲まないだろうと思っていたので、これには大きな可能性を感じました。
そんな光景を目の当たりにしたことで、経営陣も納得してくれて、次の年からは会社全体でフジロックに前向きに取り組んでいこうとなりました。
―そうして、今につながっていくわけですね。
それまでの三和酒類は、どちらかというとプロダクトアウト的な考え方で、「おいしいものをつくれば売れる」と思っていました。でも、フジロックに参加する少し前くらいから「それだけではないかもしれない」「もっとお客さまの声を聞いていかなければ」という声が出てきていて。
そんな時期に参加できたこともあったので、フジロックでのお客さまとの出会いは、「これからはお客さまの声を商品づくりに活かしていこう」という意識を一層強める一つの大きな要因になりました。
―三和酒類の商品づくりにとっても大きな契機となったんですね。
そうですね。他にも、「いいちこ」ブースで行っている「STOP the 11.15 FESTIVAL」では、「いいちこ」を飲んだ紙コップだけでなく、他ブースで買ったドリンクの紙コップでも参加OKとしています。
あれはもともと、お客さまに「いいちこ」を楽しんでほしいという思いからスタートした企画だったんですが、あるときお客さまから「これ、他のお店の紙コップでも大丈夫?」という声をもらって。フジロックってゴミの分別や回収をとても大切にしているので、そこに協力できるのであれば他のところの紙コップだって構わないよね、ということで今の形になりました。
うちは、フジロックに来ている人や出店している企業はみんな仲間だと思っているんです。三和酒類もフジロックの楽しい空間を演出するための一員として参加しているので、「いいちこ」を買ってくれたかどうかに関わらず、うちが提供しているものは自由に使って楽しんでもらっていいんですよ。フジロックという場所が、そう思わせてくれるんでしょうね。
―フジロックの経験を活かして、今後「いいちこ」が挑戦していきたいことについて教えてください。
これからも、「いいちこ」という商品を通して、人の幸せな時間を作るための活動の場を広げていきたいと思っています。
自社の商品が売れればそれでいいというのではなく、さまざまな企業の方と協力してシナジーを生み出したり、自分たちがよいと思ったことは独り占めにせずどんどん伝えていったり。みんな仲間だという意識があるんでね。
それから、お酒はおいしく楽しいものであるからこそ、その機能についてもきちんと情報発信を続けていきたいです。そんなふうにして、これからもお酒を通して、人の幸せを一生懸命作っていこうと思います。
※記事の情報は2024年8月22日時点のものです。