“音楽界のグルメ番長”の異名をもつホフディランの小宮山雄飛さんがイラストレーターの黒木ユタカさんを相棒に、新宿の「どん底」さんへ。名だたる大物文化人が通ったという風格あるダイニングバーで、昭和のムードを満喫!

▼連載一覧
・12軒目:祐定(東京・幡ヶ谷)
・11軒目:うな達(東京・池袋)
・10軒目:日の基(東京・有楽町)
・9軒目:スズコウ(東京・蒲田)
・8軒目:ホルモン千葉 渋谷店(東京・渋谷)
・7軒目:モモタイ(東京・新宿)
・6軒目:やきとん まるわ(東京・御徒町)
・5軒目:みさわ(東京・神泉)
・4軒目:ネパール民族料理 アーガン(東京・新大久保)
・3軒目:吉池食堂(東京・御徒町)
・2軒目:新珍味(東京・池袋)
・1軒目:日本橋お多幸本店(東京・日本橋)

小宮山さんが訪れたのは、東京・新宿の「どん底」さん

東京の酒好きだったら一度は行ったことがある、というより一度は行かないといけない、酒場の登竜門のようなお店が、新宿の「どん底」。
蔦に覆われた煉瓦造りの外観は、さながら大人のアミューズメントパーク。
三島由紀夫や黒澤明など、昭和の大物が夜な夜な通っていたという逸話もあいまって、初めて入るにはちょっと勇気がいるけれど、大人の階段を登るつもりで飛び込んでみてほしい。

中に待ち受けているのは、秘密基地のような雰囲気のレトロな空間と、地下1階〜地上3階へとつながる、文字通り大人の階段!
見た目はこぢんまりとしているのに、全フロアを合わせると、なんとキャパは100名、店員さんも常時20名ほどいるというのもビックリ。
やっぱり勇気を出して飛び込んでみないと分からない奥深さがあるのです。

年季が入ったバーカウンターやテーブルなど全てに歴史を感じながら飲むのは、もちろん「いいちこ」。
メニューに、焼酎の量が<ダブル>と表記されているのも、いかにも昭和のバーらしくて趣がある。
名物料理をつまみながら、「いいちこ」でほろ酔いになれば、最初の緊張はどこかにいって、身も心も昭和の酒場にタイムスリップ。

あ、でも大人の階段はすごく狭くて急ですから、帰りを考えて飲み過ぎには気をつけましょう(笑)。

(文・小宮山雄飛)

どん底①
どん底②
どん底③
どん底④

(マンガ・黒木ユタカ)

今回訪問したお店はこちら

どん底
住所:東京都新宿区新宿3-10-2
電話番号:03-3354-7749
定休日:なし(ただし12月31日~1月4日はお休み)
営業時間:月・火・水・木・金 17:00 – 0:00(LO23:30)
土・日 11:30 – 0:00(LO23:30)
代表的なメニュー: どん底カクテル / 厚切りチャーシュー / ミックスピザ など


小宮山雄飛さん

小宮山雄飛
1973年原宿生まれ原宿育ち。ホフディランのVo&Key。 音楽界のグルメ番長の異名を持つ。 渋谷区の観光大使と“美味しい渋谷区プロジェクト”のCEO(Chief Eat Officer:チーフイートオフィサー) も務める。

黒木ユタカさん

黒木 ユタカ
1976年東京都調布市生まれ。イラストレーター・映像監督。 綿密な街の線画、和やかなイラストルポに定評があり、書籍や 雑誌、CDジャケットなど幅広く活躍。ミュージックビデオの 監督としてもアニメーション作品を多数発表。著書に『新 酒場入門』(小宮山雄飛氏との共著)がある。

※記事の情報は2025年8月26日時点のものです。