雄飛さん、今日どこ飲みに連れてってくれるんですか?!【9軒目：スズコウ】

“音楽界のグルメ番長”の異名をもつホフディランの小宮山雄飛さんがイラストレーターの黒木ユタカさんを相棒に、蒲田の「スズコウ」さんへ！　「いいちこ」の緑茶ハイ「いい茶こ」をお供に、新鮮ないわし料理に舌鼓！

▼連載一覧
・8軒目：ホルモン千葉渋谷店（東京・渋谷）
・7軒目：モモタイ（東京・新宿）
・6軒目：やきとんまるわ（東京・御徒町）
・5軒目：みさわ（東京・神泉）
・4軒目：ネパール民族料理アーガン（東京・新大久保）
・3軒目：吉池食堂（東京・御徒町）
・2軒目：新珍味（東京・池袋）
・1軒目：日本橋お多幸本店（東京・日本橋）

小宮山さんが訪れたのは、東京・蒲田の「スズコウ」さん

蒲田のスズコウで友人と待ち合わせする時は、ちょっと気をつけた方がいい。
なぜなら、駅周辺に３軒同じ名前のお店があるからだ。
いわし料理の「スズコウ」お寿司の「すずこう」洋食の「ぐりるスズコウ」もちろん、どれも親戚関係のお店。

今回伺ったのは、いわし料理の「スズコウ」。
実はこちらのお店の女将の息子さん（通称スーさん）は、ラジオ業界では有名な制作会社の社長さん。
僕も今まで、様々な番組でお世話になっていて、壁に貼ってあるホフディランのサインは、25年以上前にラジオの打ち上げで訪問した時のもの！
他にも、多くの有名人やミュージシャンのサインが、所狭しと貼られていて、スーさんの人望を感じます。

もちろんお店の人気の理由は、スーさんの人望だけではありません。
新鮮ないわしを使った料理は、刺身でもたたきでも揚げても焼いても、とにかく美味しい。
青魚にありがちな生臭さがまったくないので、すっきりした「いいちこ」との相性も抜群。
おすすめはやっぱり緑茶割り、いわゆる「いい茶こ」です。いわし料理を一通り堪能したら、同じく名物の鳥料理や、実は主力選手級の美味しさの豚角煮など。なにを食べてもホントに美味しい。
気がつけば、「いいちこ」ボトルもすぐに空に。
蒲田の夜は、美味しい料理と美味しいお酒で、実にペース早めなんでお気をつけて。

（文・小宮山雄飛）