「いいちこ」のおいしさや楽しみ方を誰よりも分かっているはず(!)の三和酒類社員が「いいちこ」に合うと思うおつまみを激オシ! 今回は生産技術課で勤務する原田武弘(はらだたけひろ)さんが登場。海釣りが趣味という原田さんならではの、新鮮食材を使った激オシおつまみとは?
地球にも優しいお酒づくりを目指す、原田さんのお仕事は?
私は、昨年の8月に新しく立ち上がった生産技術課で働いています。生産技術課では、工場の電気やガス、用水などのインフラの維持と管理をしたり、生産設備の生産性向上へ取り組んだりしています。
また、以前から推進してきた省エネ対策に加え、生産時の炭素の発生量を少なくする「脱炭素」の活動にも取り組んでいて、それを実現するための新しい技術の導入などにもチャレンジしています。「いいちこ」のおいしさはそのままに、さらに地球に優しい形で生産できるように考え、進歩させていくことが私たちの仕事ですね。
機械に関しては学生時代にも学んでいましたが、新しいチャレンジのために専門的な知識を学び直したり、新しい資格の勉強をしたりする必要があります。昨年立ち上がったばかりの部署なので、今はまだ解決すべき課題やその手法が明確になってきた段階ではありますが、大きなやりがいを感じながら日々仕事に取り組んでいます。
やみつきになる濃厚な味わい! 原田さんの激オシおつまみは?
私の激オシおつまみは「カワハギの肝和え」です。材料には、大分県佐伯市の海で釣ってきた新鮮なカワハギを使っています。
うちには3人の子どもがいるのですが、数年前に一番下の娘が急に釣りに行きたいと言い出しました。道具を揃えて一緒に海釣りに行くようになったら、それをきっかけに私の方が釣りにハマってしまいました。
ある日たまたまカワハギが釣れたので、インターネットで知った肝和えを作ってみたら驚くほどおいしかったんです。娘も「おいしい、おいしい」と喜んで食べてくれて、その後はカワハギを狙って釣りに行くようにもなりました。一緒に車中泊をして、早朝から釣りに出て昼頃に帰宅するというルーティンもあったのですが、あるとき急に、娘は釣りに行かなくなってしまって…。だから私にとってカワハギの肝和えは、娘と楽しく釣りをしていた頃の大切な思い出の味でもあるんです(笑)。
カワハギの肝和えは、裏ごししたカワハギの肝に醤油を混ぜて、刺身と和えたシンプルな料理ですが、フォアグラにも似た濃厚な味わいが楽しめます。
レシピによっては肝を軽く湯通しするのですが、私は釣ったばかりの新鮮なカワハギを使っているのであえて湯通しはせず、塩を入れた氷水で締めています。そうすることでさらにまろやかになり、肝のうまみが増すんです。
肝を裏ごしするときは、細かい血管や筋を丁寧に取り除くのがおいしく仕上げるポイント。身に付いている薄皮も、剥いであげると口あたりがよりよく仕上がりますよ。
みょうがや青じそなどさまざまな薬味を添えていますが、中でも小ねぎは欠かせません。濃厚な肝と爽やかな小ねぎが合わさることで、味わいのアクセントになるんです。あとはそのまま食べても、刺身のように醤油をつけて食べてもおいしいですよ。
「カワハギの肝和え」に合わせる「いいちこ」は?
「カワハギの肝和え」には「いいちこ25度」のお湯割りがよく合います。
カワハギの肝和えと言うと日本酒を合わせる方も多いかと思うのですが、「いいちこ25度」も実は相性抜群。お湯割りにするとまろやかさと甘みが増したように感じられ、それが肝和えとよく調和するんです。「いいちこ25度」には心地よいキレとほのかな苦みもあるので、濃厚なおいしさでいっぱいになった口の中もすっきりと洗い流してくれて、二口目も新鮮な気持ちで楽しめます。
私は少し熱いお湯割りを冷ましながら飲むのが好きなので、まずはちょっと濃いめに「いいちこ」1:お湯1くらいで割り、電子レンジで温め直して45℃程度にしています。
ちなみに「いいちこ」はどんな魚に合わせてもおいしいので、カワハギの肝和えのほか、タイやブリ、カツオやマグロ、ハタやカサゴなど、その日に釣れた魚と一緒にいつも楽しんでいます。
原田さんの激オシおつまみレシピ
材料(1~2人分)
カワハギ…1匹
小ねぎ…適量
青じそ…4~5枚
醤油…少々
みょうが、わさび、生姜など…お好みで
作り方
- 小ねぎは小口切りにする。カワハギは身を3枚におろし、肝と分けておく。
- 肝は軽く水洗いした後、塩を入れた氷水(分量外)に1時間ほど漬けておく。
- 包丁の刃先を使い、カワハギの身に付いた薄皮を引く。薄皮を引いた身は小さめのぶつ切りにする。
- 肝を氷水から取り出し、水気を丁寧に拭き取ったら、網杓子やスプーンを使って裏ごしする。こしたものに醤油をたらしてよく混ぜ合わせる。
- 4に3を混ぜ合わせ、青じそを敷いた皿に盛り付けたら、小ねぎを振りかける。お好みの薬味を添えて完成!
最後にメッセージをどうぞ!
何気ない日々の中にも、思い出に残る食事というものがあるかと思います。私は子育てをする中で、子どもたちと共にした数々の食事が思い出になりました。
私たちのつくる「いいちこ」は、そうした日々の食卓にさりげなく寄り添うお酒です。たくさんの方の食卓の中に「いいちこ」があり、楽しかった出来事と一緒に思い出される存在になってくれたらうれしいです。
「いいちこ」がみなさんの思い出の一部になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。
※記事の情報は2024年2月13日時点のものです。