「いいちこ」のおいしさや楽しみ方を誰よりも分かっているはず(!)の三和酒類社員が「いいちこ」に合うと思うおつまみを激オシ! 今回は製造課に所属する瀧上新和(たきがみしんわ)さんが登場。休日には、ツーリングや庭でのキャンプなどを楽しむ瀧上さんが紹介する、アウトドア料理としてもおすすめの激オシおつまみとは?

チームワークが一番大事! 瀧上さんのお仕事は?

櫂入れをする瀧上さん

私は、「いいちこ」の原酒をつくる三和酒類の製造課で、生産管理を担当しています。「いいちこ」の原料となる大麦は、焼酎に適した品種を入荷していますが、品種によって大きさや固さ、水分などが微妙に異なるため、安定した酒質(お酒の味や香り)を維持するために製造過程での微調整は欠かせません。経験や過去のデータを参考に、蒸し麦の水分量、製麹(せいきく)やもろみの発酵経過などを調整し、味を安定させるだけではなく、よりおいしくなるように日々試行錯誤しています。

私は、お酒づくりに一番大事なのはチームワークだと思っていて、製造場に勤務している仲間とのコミュニケーションをとても大事にしています。毎朝、できるだけ現場に行って一緒に櫂入れ(もろみの状態を確認しながら、混ぜること)をしたり、ときには相談に乗ったりすることもありますね。現場には20代前半の若い社員も多いのですが、一緒に「いいちこ」をつくる中で、彼らの成長を感じられたときはすごく嬉しいです。

私は今年で入社31年目なのですが、最初の24年間は日本酒をつくっていて、焼酎の製造課に移ってきたのは去年の夏。ただ、製造課に配属される以前から、社内のさまざまな人が焼酎づくりを一から体験できる「壱號蔵(いちごうぐら)焼酎道場」という研修に携わってきました。これは、より多くの社員に焼酎づくりの楽しさを知ってもらうために2018年に始まった試みで、これまでに通算291名の方と一緒に焼酎をつくってきました。参加している社員の皆さんが本当に楽しそうなので、私も毎回非常に楽しいです。

スキレットで簡単調理! 瀧上さんの激オシおつまみは?

鶏とトマトのチーズ焼き

私が紹介するのは、「鶏とトマトのチーズ焼き」です。

妻の得意料理をアウトドア風にアレンジしました。私の趣味はバイクのツーリングなのですが、天気のよい日に庭でテントを張って「庭キャン」するのも好きで、そういうときにもぴったりの料理ですね。

作り方は簡単で、食べやすい大きさに切った材料を、アウトドア料理の定番でもあるスパイス&ハーブソルトで味付けして、スキレットで焼くだけ。シンプルな料理ですが、肉やチーズの程よいこってり感にトマトの酸味やハーブが効いて、満足感はたっぷりです。

火を通すときは、最初に鶏肉を皮の方から焼いていくのがポイント。そうすることで鶏肉から旨みの効いた脂が出るので、ほかに油を使う必要はありません。それから、最後に下茹でしたブロッコリーに加えパプリカや玉ねぎを生の状態で載せると、フルーティーな味わいやシャキシャキ食感がそのまま楽しめますよ。

辛いものが苦手ではない方は、タバスコをかけて食べてもおいしいです。味に変化が出るし、さらにお酒が進みます!

「鶏とトマトのチーズ焼き」に合わせる「いいちこ」は?

鶏とトマトのチーズ焼きと「いいちこ20度」の炭酸割り

「鶏とトマトのチーズ焼き」には、いいちこ20度」の炭酸割りを合わせるのがおすすめです。トマトのフレッシュな酸味が、「いいちこ20度」の持つバナナ系のフルーティーな香りや炭酸の弾ける感じとよく合いますよ。

「いいちこ」と炭酸水の比率について、私はいつもアルコール度数をベースに計算しています。例えば、「いいちこ20度」をアルコール度数5%くらいで飲みたいときには、「いいちこ20度」と炭酸水の割合を「1:3」の比率にしています。

私は、炭酸割りのときはアルコール度数5%くらい。お湯割りのときは、ちょっと濃い目にアルコール度数10%くらいで飲むのが好きですね。

ちなみにお客さまの中には、「いいちこ20度」は「いいちこ25度」を少し薄めたもの、というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。

しかし実際には、複数の原酒のブレンド比率などを変えて、味が薄くならないように工夫をしているんです。我々は「味が伸びる」と表現するのですが、何で割っても味わいがしっかり残って、まろやかになるのが「いいちこ20度」の魅力だと思います。

瀧上さんの激オシおつまみレシピ

材料(1~2人分)

  • 鶏もも肉…250g

  • 玉ねぎ…1/2個

  • ピーマン…1個

  • ミニトマト…10個

  • ピザ用チーズ…お好みの量(量を増やすと、味が濃くなるのでおすすめ!)

  • スパイス&ハーブソルト…適量

  • パプリカ…1/2個

  • ブロッコリー(下茹でしたもの)…1~2房

  • タバスコ…お好みで適量

  • ※スキレット…直径20m程度のもの

作り方

  • 鶏もも肉、玉ねぎ、ピーマンを食べやすい大きさに切る。玉ねぎは、最後に生で載せる用に少量取り分けておく。パプリカとブロッコリーは小さめに切る。
  • 鶏もも肉は皮目を下にしてスキレットの上に並べ、中火で焼く。表面に焼き色が付いたら、ミニトマト、玉ねぎとピーマンを加えてさらに焼き、スパイス&ハーブソルトを振りかけて味付けする。
  • 混ぜながら、ミニトマトを潰していく。しばらくするとミニトマトの水分が全体になじむので、そのタイミングでピザ用チーズを投入する。
    ※ミニトマトは潰さずに、粒の食感を残してもOK!
  • チーズが溶けたら火を止めて、パプリカとブロッコリー、取り分けておいた生の玉ねぎを載せたらできあがり。お好みでタバスコをかけて召し上がれ!

最後にメッセージをどうぞ!

鶏とトマトのチーズ焼きと「いいちこ20度」の炭酸割りを笑顔で紹介する瀧上さん

つくって楽しく、飲んでおいしい。「いいちこ」は、そんなお酒です。

また、飲んだときに「ああ、いつもの味だ」とホッできるのも「いいちこ」の大きな魅力。皆さん、お仕事をしている間は、気持ちも張り詰めていると思いますが、家に帰って「いいちこ」を飲めば、緊張感も解けて少しほろ酔いになりながら心も癒されるはずです。

これからも全社員一丸となって、「いつもの味」を守りながら、さらにおいしい「いいちこ」をつくっていきたいと思っています。

※記事の情報は2023年8月4日時点のものです。