「いいちこ」がどのようにつくられているかご存知ですか? 原料の大麦が「いいちこ」になるまでに様々な工程があります。その中から代表的なものをご紹介します!

工程①|原料

「いいちこ」の原料は選び抜れた二条大麦。厳しいチェックを経た後は、水分を吸わせる浸漬(しんせき)、蒸し、麹菌付けへと進みます。

いいちこができるまで 原料

工程②|製麹(せいきく)

細やかに温度管理をしながら大麦に麹菌を繁殖させる製麹(せいきく)という工程を経て、大麦麹が完成します。

いいちこができるまで 製麹

工程③|仕込み

大麦麹に水と酵母を加え、もろみ(酒母)をつくる一次仕込みに約5日間。そこへ蒸した大麦を加え、二次仕込みに約10日間かけ、発酵を行います。

いいちこができるまで 仕込み

工程④|蒸留

二次仕込みで発酵を終えた二次もろみを蒸留機に入れて加熱し、発生したアルコールを含んだ蒸気を冷却して原酒を取り出します。

いいちこができるまで 蒸留

工程⑤|貯蔵・ブレンド

蒸留した焼酎原酒をホーローやステンレス製のタンク、ホワイトオーク樽などで貯蔵・熟成し、原酒をやさしく整えます。それらを精密にブレンドしていきます。

いいちこができるまで 貯蔵・ブレンド

工程⑥|和水(加水)

仕込み水はやわらかで良質な地下水を使用しています。ブレンド原酒に水を加え、いよいよ「いいちこ」の中身が完成します。

いいちこができるまで 和水(加水)

工程⑦|官能検査

完成した「いいちこ」は分析装置による検査とともに、人の五感を使った官能検査(きき酒)も行っています。いわば瓶詰する前の品質の最終関所のようなものです。

いいちこができるまで 官能検査

工程⑧|充填

長大な充填&パック詰めラインを通って完成する「いいちこ」パック。各所に検査装置が組み込まれ、異物の混入やパックの不具合を検知します。

いいちこができるまで 充填
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※記事の情報は2023年11月16日時点のものです。