「いいちこ」のおいしさや楽しみ方を誰よりも分かっているはず(!)の三和酒類社員が独断と偏見で「いいちこ」に一番合うと思うおつまみを激オシ! 今回は三和酒類きっての料理男子、渡邊裕太さんが地元・大分の地鶏を使った手作りおつまみ2品をレコメンド。詳しいレシピもご紹介します。
鮨も握る料理男子! 家族や友人の笑顔のために台所に立つ
仕事では主に、焼酎関連商品の中身の設計や開発に携わっている商品開発課の渡邊さん。趣味は料理で、小学3年生のころから台所に立っていたとのこと。今では食材によって6種類(!)もの包丁を使い分けるなど、料理へのこだわりは社内でも評判です。
―渡邊さんはふだん、どんな時に料理をするんですか?
渡邊 週末は朝昼晩の3食、平日も会社から早く帰ったときは家族のために夕食を作ります。特によく作る料理はパスタやチャーハン、肉を調理するのも得意です。あと、鮨を握るのも好きですね。
―鮨も自分で? どうやって握り方を?
渡邊 鮨に関してはYouTubeとか漫画が先生ですね。見よう見まねです。最近はコロナの影響でなかなか食べ歩きができませんが、「旨い!」と思ったお店の料理は再現できるまで何度もチャレンジし、自分の得意料理にしていきます。
―料理のどんなところが魅力なんでしょう?
渡邊 やっぱり一番は家族や友人に食べてもらって、喜ぶ顔が見られることですかね。もちろん、自分の好きなものを好きなだけ作って食べられる(笑)ことも大きな魅力です。
料理をすることで、気持ちのリセットになることもあります。会社から帰ってきて料理を始めると、いい意味で仕事のことが頭から一旦離れるので。あと、メニューの組み立てとか、この材料を揃えてこの手順で…というように、料理をすることで段取りのコツがつかめたり、頭を整理するクセがついたりするので、それが仕事に生きる部分もあると思います。
地鶏の旨味を凝縮! 「鶏ハム」と「鶏皮ポン酢」
―そんな料理好きの渡邊さんが、今回激オシしてくれる「いいちこ」に合うおつまみは?
渡邊 「おおいた冠地どり(かんむりじどり)」という私の地元・大分のブランド地鶏のむね肉を使った「鶏ハム」と「鶏皮ポン酢」です。皮付きの鶏むね肉を1枚買って、肉はハムに、皮は鶏皮ポン酢に使うという、2度おいしいおつまみです。
―むね肉で作るんですね。もも肉より脂肪分が少ないのでヘルシーに食べられそうです。
渡邊 通常、鶏むね肉は加熱すると硬くなってしまいがちですが、この鶏ハムは低温調理することで、とても柔らかくしっとり仕上がります。鶏皮ポン酢は地鶏ならではのコリコリとした皮の弾力を、ネギとポン酢で味わう一品です。どちらも酒飲みにはたまらないおつまみです。
―「おおいた冠地どり」は、他の鶏肉とは味が違うのでしょうか?
渡邊 やはり食べ比べてみると違います。よく売られている若鶏は、柔らかいプリプリした感じの肉質だと思うんですけど、「冠地どり」は硬すぎない心地よい歯ごたえがあり、肉汁も多く旨味が濃い感じがしますね。あと皮や脂の部分も嫌な匂いがなくて、甘味があります。
価格も、一般的な若鶏より少し値は張りますが、そんなに高くないんです。大分なら地元のスーパーマーケットや精肉店でもよく見かける地鶏です。
―特に鶏ハムのほうは、作り方が難しそうな気が…。
渡邊 調理自体は難しくありません。鍋でお湯を沸かして火を消し、ジッパー付き保存袋の中で塩とオイルをなじませた鶏むね肉を、そのままお湯に浸して1時間経てば出来上がり。
とても簡単に作れて、しかも冷凍保存もできるので、週末ちょっと時間があればいっぱい作ってストックしておくと便利です。おつまみとしてそのまま食べるだけでなく、衣をつけてチキンカツにしたり、チャーハンやチキンライスの具にしたりと、いろいろと料理の幅が広がります。
ただし、火入れが甘いと食中毒を起こす可能性があり、逆に70℃を超えて加熱するとタンパク質が固まって肉が硬くなってしまうので、温度管理だけは注意が必要です。私もこれまで、さまざまな温度帯と保温時間の組み合わせを何通りも試しましたが、「お湯が沸騰したら火を止め、その中に肉を1時間放置」が一番おいしく、かつ安全に食べられる火入れ方法と思います。
―なんだか商品開発をしているみたいですね(笑)。
渡邊 昔はそうでもなかったんですけど、確かに商品開発の仕事に携わるようになってから、料理を試作するときも数字で表すとか、データとして記録するというやり方に自然となってきましたね(笑)。
―鶏ハムはそのままで食べるのですか?
渡邊 ハム自体に十分旨味があるので、塩、コショウ、オリーブオイルをさっとかけてシンプルに食べるのが一番のおすすめです。ちょっと味を変えたければ、ポン酢や胡麻ドレッシング、焼肉のたれなんかもよく合うと思います。
※おおいた冠地どり
大分県畜産試験場が4年の歳月をかけて誕生させた大分県産の地鶏。日本国内初となる烏骨鶏を交配しており、毛冠のとさか、あご髭など、烏骨鶏の特長を受け継いでいるので、冠地どり(かんむりじどり)と名付けられました。(大分県農林水産部おおいたブランド推進課Webサイトより引用)
「いいちこ25度」の炭酸割りが、鶏ハム&鶏皮ポン酢にベストマッチ!
―「いいちこ」に合う鶏ハムと鶏皮ポン酢、一緒に味わうなら「いいちこ」の中でもどの商品がおすすめですか?
渡邊 シンプルに、「いいちこ25度」の炭酸割りですね。「いいちこ」1に、炭酸3の割合がマイベスト。「いいちこ25度」は青りんごやパイナップルの香りがするのが特徴なんですけど、そこに炭酸が加わることで、その香りがより強調されて、爽やかに飲めるんです。
なおかつ「いいちこ」はキレがよく、口の中をさっぱりさせてくれるので、旨味の濃いしっとりとした鶏ハムや、噛むほどに甘味が出てくる鶏皮ポン酢にバッチリ合って、いくらでも食べられます。
―想像しただけでたまりません…!
渡邊 料理しながら「いいちこ」の炭酸割りを楽しむのもよし、完成したおつまみでまた飲むのもよし…。
自分で作ったおつまみだから、おいしさもひとしおです。確実に幸せをくれる2品なので、ぜひ作ってみてください!
▼渡邊さん直伝のおつまみのレシピはこちら!
「おおいた冠地どり」で作る鶏ハム
(材料)
・冠地どりのむね肉(皮を剥ぐ)…1枚
・塩…適量
・コショウ…適量
・オリーブオイル(またはサラダ油)…大さじ2~3
(お好みでイタリアンパセリなどを添えて)
(作り方)
①皮を剥いだ鶏むね肉に塩、コショウを振り、なじませる。
②ジッパー付き保存袋(M~Lサイズ)にむね肉とオリーブオイルを入れ、肉をオイルになじませた後、空気を抜きながらジッパーを閉じる。
③ジッパー付き保存袋が浸かる大きさの鍋に水をいっぱいに張り、沸騰させる。
④沸騰したら火を消し、鍋の中に肉を入れたジッパー付き保存袋を沈め、1時間おく。あるいは、58℃で1時間半、60℃で1時間、65℃で30分程度保温する。(※火入れが甘いと食中毒の危険があるので要注意)
⑤1時間後、ジッパー付き保存袋を取り出し、冷蔵庫に入れて冷やす。
⑥ハムを切り、盛り付ける。
「おおいた冠地どり」で作る鶏皮ポン酢
(材料)
・冠地どりの鶏皮(ハムを作る際に剥いだ皮)…1枚
・日本酒…大さじ2~3
・塩…小さじ1
・ポン酢…適量
・青ネギ…適量
・その他、薬味(みょうがや大葉などお好みで)…適量
(作り方)
①鍋にお湯を沸かし、日本酒と塩を入れる。
②鶏皮を3分ほど熱湯に湯通しする。
③鶏皮を冷水に取り、好みの大きさに切る。
④切った後、皮をぬるま湯で洗い、脂を落とす(※冷めたときに脂が固まるのを避けるため)。
⑤薬味とともに盛り付け、ポン酢をかける。
※記事の情報は2021年2月12日時点のものです。