「いいちこ」づくりの大ベテラン・丸尾剛さんが、全国各地の“酒場メシ”を食す! 今回訪れたのは、「名古屋でうまい串を食べるならここ!」と地元民が大絶賛する串料理店『串の㐂いち』さん。ごちそうの代名詞・すき焼きをひと串で見事に表現した名物「すき焼き串」を「いいちこ25度」のハイボールと一緒にいただきます!

“酒場メシ”ハンター

丸尾 剛(まるお つよし)
三和酒類株式会社 SCM本部所属
38年の焼酎づくりのキャリアを生かし、社内の若いつくり手たちのスキルアップをサポートする「焼酎づくりの先生」。普段家で飲むのは、もっぱら「いいちこ20度」か「いいちこ日田全麹」。最近、麹を使った調味料づくりにハマッている。

テレビ塔すぐそば! 確かな職人仕事が光る『串の㐂いち』の串料理

今回丸尾さんが訪れたのは、名古屋テレビ塔(正式名称:中部電力 MIRAI TOWER)がそびえる久屋大通公園から歩いてすぐ、ビルの2階に店を構える『串の㐂いち(きいち)』さん。

「串のきいち」さん店舗フラッグ

店に入ると、店主の中村 喬(なかむら たかし)さんが仕込みの手を止めて迎えてくれました。

キリリと締めたねじり鉢巻姿がよく似合う店主・中村喬さん。
キリリと締めたねじり鉢巻姿がよく似合う店主・中村喬さん。店を続ける上で一番大切にしているのは、「食の根本である安心・安全を第一に考える」こと!

「串の㐂いち」は、名古屋を代表する串焼き店で修行を積んだ中村さんが11年前に独立して開いた店。焼鳥などの定番の串焼きの他、旬の食材を使った創作串や串揚げまで、幅広い串料理が楽しめる酒場として地元っ子に大人気です。

カウンター席前の冷蔵ショーケースには、丁寧に串打ちされたネタがずらり。

冷蔵ショーケース

中村さんいわく、串料理のおいしさはこの仕込みの串打ちで8割が決まるんだそう。

中村「串って詰めようと思ったらいくらでも詰められるので、どんどん肉が分厚くなっていくんですよ。そうすると中まで火が通りづらい。逆に肉が薄いと火は通るんだけど、中に脂が籠らないからジューシーさに欠けてしまう。その加減が難しいんです。食材によって使う串の種類や本数も変わりますしね。そこを計算して打てるかどうかが、腕の見せどころです」

1本1本手打ちされた串は、備長炭を使用した焼き台でふっくら香ばしく焼き上げられます。

備長炭を使った炭焼き台

一発KOのおいしさ! 卵黄がとろりと絡む、㐂いち名物「すき焼き串」

そんな「串の㐂いち」で、絶対に外せないのが名物「すき焼き串」です。

串のきいち名物「すき焼き串」

その名の通り、鍋で楽しむのが一般的なすき焼きを串で表現したもので、添えられた卵黄に絡めながら食べます。

丸尾「卵黄がまたそそりますね」

牛肉は、信頼のおける精肉店で特別にスライスしてもらっているという国産牛バラ肉を使用。醤油と砂糖で甘辛く炊いたえのきと玉ねぎを牛肉で巻いたのが2つ、その間に豆腐が1つ。仕上げに、さっと秘伝のたれをくぐらせて提供されます。

特製タレをつける

このすき焼き串には、「いいちこ25度」のハイボールを合わせることにしました。

「いいちこ25度」のハイボール

丸尾さん、早速卵黄をたっぷり絡めていただきます。

丸尾さん、早速卵黄をたっぷり絡めていただきます。

丸尾「むほほぉ…。これはやられました。一口で完全にすき焼きですね。肉もすごく柔らかいです。炭の香りをまとった豆腐もおいしい」

そして、いいちこハイボールを一口。

ハイボールを一口

丸尾「やっぱり合う。『いいちこ25度』はクリーミーな料理に合うつくりをしているんですが、卵黄を絡ませた甘辛い牛肉にもめちゃ合いますね」

そこへ、店主の中村さんが「最近若いお客さんに人気」と言っておすすめしてくれたのが「いいちこスパイシーハイボール」。いいちこハイボールに黒胡椒をガリガリと挽いた期間限定の新感覚ドリンクです。

スパイシーハイボールPOP
スパイシーハイボールを飲む丸尾さん

丸尾「ああ。黒胡椒を利かせることでドライな飲み口になって、これも甘辛いすき焼き串にすっきり合いますね。黒胡椒のスパイシーさと、炭の香ばしさも引き立てあっていて。

それにしても一串390円でしょ? この値段で、本格的な味わいのすき焼きが串で手軽に堪能できるって、かなりお得感ありますよね」

中村「店を始めたばかりのころは、お客さんがなかなか入らなくて。それで『みんなが本当に好きなもの、何かなあ?』と考えて生まれたのがこの串なんです。すき焼きを嫌いな人ってあんまりいないでしょ?」

味噌だれ&南蛮タルタルソースでいただく串揚げも絶品!

せっかくなので、串揚げも何か食べてみたいと思った丸尾さん。九州を代表する麦焼酎「いいちこ」に合わせるんだったら…と中村さんがおすすめしてくれたのが、「味噌カツ串」と「チキン南蛮串」です。

味噌カツ串とチキン南蛮串
名古屋名物「味噌カツ」も宮崎名物「チキン南蛮」も、中村さんの手にかかればこの通り! チキン南蛮串は自家製の甘酢×タルタルソースでいただきます

中村「どちらも鶏の胸肉を使っているので、すごくさっぱり食べられるんです。何本でもいけますよ!」

お供には「いいちこシルエット」のハイボールを注文しました。

いいちこシルエット

店主自身も大好物だという串揚げと、「いいちこシルエット」のハイボールの組み合わせ。その相性は…?

丸尾「味噌カツ串は意外とさっぱりした味つけで本当にいくらでも食べられそう。チキン南蛮串は、甘酢とタルタルソースのバランスが絶妙です」

そして、すかさず「いいちこシルエット」のハイボールを重ねます。

いいちこシルエットのハイボールを飲んで「うまい!」

丸尾「うまい! 我ながらベストチョイスでした。この組み合わせがピタッとハマるのには理由があって、味噌カツの味噌も、チキン南蛮に使われる甘酢も、『いいちこシルエット』も、全部麹の力でつくられるものです。

『いいちこシルエット』は数ある『いいちこ』商品の中でも大麦麹が贅沢に使用されていて、その証拠にラベルの原材料名欄にも大麦より先に大麦麹と書かれています。麹を使った発酵食品同士なので、合わないはずがないんです」

その後も串揚げ、ハイボール、串揚げ…と交互に口に運ばれていきます。

丸尾「いやー、名古屋と九州の融合に大満足! おいしさだけでなく、中村さんの地元を愛する気持ちや、お客さんを楽しませたいという気持ちが創作された料理から伝わってきて、心まで満たされました」

中村さんの創作センスは、料理だけでなくドリンクメニューにも光ります。

中村さんイチオシの㐂いちオリジナルいいちこハイボール
中村さんイチオシの㐂いちオリジナルいいちこハイボール。ライムとミントの香りが洒落たアクセントになっている

中村「僕自身、全国のいろんな店を食べ歩くのが好きなんですよ。旅先で出会った人としゃべるのも好きですしね。そこから何かちょっとヒントをもらって、自分なりにアレンジして。そういう旅先での出会いが創作の源になっているんだと思います」

“街のインフラ”として、これからもこの場所で

「串の㐂いち」という名前には、「喜」という漢字の草書体である「㐂」の文字が使われていて、店主・中村さんの「お客さんに喜んでもらえる店でありたい」という思いが込められています。そして、その思いに対するアンサーのように、店内の壁には訪れたお客さんのサインや色紙がたくさん。

店内の壁

けれど、いつも順風満帆だったわけではないようです。

中村「コロナ禍はやっぱり厳しかったですね。もうちょっとコンパクトなところに移転も考えたり。だけど、お客さんから『ここなくなると困るなぁ』とか言ってもらったりして。自分が思ってる以上に、このエリアに必要とされているのかなって。“街のインフラ”じゃないですけど、ここがなくなると困る人がいるんだってことが、10年以上店をやってきてようやくわかってきたというか」

ビルの2階にあるこの店までわざわざ階段を上ってやってきてくれるお客さんがいる限り店を続けていきたい、と笑顔で話してくれた中村さん。

中村さんと丸尾さん

そんな「串の㐂いち」さんを訪れて、丸尾さんいかがでしたか?

丸尾「中村さんの料理は、一口食べただけで心意気が伝わってくるんですよね。まず目指す味があって、そのために肉のコンディションを見て、それに合った串打ちをして。我々が日々向き合っている焼酎づくりにも似たようなところがあるので、同じ“つくり手”としてとても共感できました」

今回お世話になったお店はこちら!

「串の㐂いち」外観
「串の㐂いち」内観

「串の㐂いち」
愛知県名古屋市中区錦3-15-10 タワービル2F
TEL:052-950-3788
営業時間:17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:祝日の月曜日、GW、年末年始等

※記事の情報は2023年8月29日時点のものです。